私は大の鰻好き。
無性に食べたくなると、鰻を目的にお出かけします。
今回は、三島のウナギを食べに行ってきました。鰻といえば浜松が有名ですが、三島も鰻は名物です。
中でも有名なのがここ。
桜家さん
創業安政3年、江戸時代から続く老舗として1時間、2時間待ちは当たり前の超人気店
もちろん思いつきの行き当たりばったりの私は待つのは覚悟です(笑)
というわけで鰻を楽しむ前に、せっかく三島に来たのだから三嶋大社に参拝しながら、街を散策することに。
三嶋大社は伊豆随一のパワースポット
この日はちょうど天皇陛下の御即位の記帳場があったので、御記帳させて頂きました。
昭和がどんどん遠くなるなと、自分の半生に想いを馳せながら…。
三嶋大社の主祭神は、一般的に恵比寿様として親しまれている大山祇命(おおやまつみのみこと)。福徳の神として知られ、”家門繁栄”や”商売繁盛”のご利益があるとされています。また源頼朝が三嶋大社に祈願をしたおかげで戦に勝利したこともあるらしく、パワースポットとしての歴史も古いです。私もしっかりと、商売繁盛を祈願してきました(笑)
そして実はかつて、三嶋大社の池にはたくさんのウナギが住んでいて「神の使い」とされていたそうです。
さて、偶然だったのですがこの日は三島の「秋の大通り宿場祭り」の開催日でした。
三島大社西交差点から三島広小路までの大通り商店街を歩行者天国にして、特産物販売やワゴンセールを行っていて賑わっていました。地元の子供達やシニアの方々が通りのあちこちで歌やダンスを披露していて、熱気が溢れています。
その中でもなんとも言えず可愛かったのは猿回しのおさるさん。
本当にお利口で、可愛くてて最後まで見入ってしまいました。
参拝と祭り見学であっという間に2時間が経ち、お腹もペコペコ。いよいよメインイベントの鰻をいただきます。
鰻重箱 一匹半を注文
富士の湧水に数日間流してから調理するというこだわりの鰻。
ふわふわしていて香ばしい鰻と江戸時代から続く甘辛いタレはくど過ぎず、鰻の香ばしさを損なわない絶妙なバランス。老舗の風格です。
神の使いと知って有り難さも倍増。一匹半はボリュームたっぷりで幸せでした。内側、外側の両方からパワーをいただき元気いっぱい。
帰りは三島から箱根を通り、仙石原へ…。この時期ススキで有名なので賑わっているはずだったのですが、台風の影響で歩道は途中から侵入禁止となっていました。台風被害の大きさを痛感します。
観光客も少なく、静かな仙石原。
夏のイメージが強いうなぎは、実は秋から冬にかけてが、脂が乗ってて一番美味しい季節。
ウナギハンターMocaは、各地の美味しい鰻屋さんをこれからも探します。