明日が楽しみにしているおでかけの日だったら…とてもワクワクしませんか? 帰ってからも充実感が続きますよね?
そんな、OurAge世代のおでかけがもたらす効果について、「美」と「体」と「心」の達人にお聞きしました!
第1回目は美の達人、ビューティジャーナリストの倉田真由美さんに「おでかけと美の効果」についてお聞きします。
Profile
1959年生まれ。美容ジャーナリスト。女性誌の美容ページや新聞のコラムなどで執筆するほか、講演やラジオ出演などで、女性の美とアンチエイジングにまつわる情報を発信。また近年は、女性のライフスタイル全般における啓蒙活動にも力を注いでいる。著書に『しあわせ美人のつくりかた』(ぶんか社文庫)
少しでもきれいに装う、
その「刺激」が美の秘訣
人と会うことは程よい緊張感を感じ、 それは美容にとても大切なことと言う 美の達人、倉田真由美さん。
「同窓会の前に、慌ててパックしたり しますよね。その心理はとても重要です。だから人と会う、おでかけする機 会はどんどん持ったほうがいいんです。
私もおでかけは大好きで、宝塚歌劇 にはまってからは観劇にかこつけ、劇 場の周辺まで足を延ばして温泉に行っ たり、地方公演のついでに唐津や長崎 に行ったり、フットワークがずいぶん 軽くなりました。舞台の上の女優さん に刺激を受けることもあります。細く て美しくて、私も頑張ろう、って」
さて、あなたは鏡をちゃんと見ていますか?
変化がないのは老化の第一歩。
新しいメイクにもチャレンジを
「OurAge世代は、鏡をちゃんと見ていない人が結構います。今の自分を 〝見て見ぬふり〞していませんか?
スキンケアもメイクも昔のままで、情報の更新をしていない人が多い。若い 頃よりも、くすみやたるみがあること を認識しなければ。だから、おでかけ することは、そんな自分を客観的に見 るチャンスです。ファッションもメイ クもヘアスタイルも、人に会ったり外 に出れば必ず刺激されますから。
先日、友人にチークを使わないのか と聞くと『つけてるわよ』という返事。 よく見るとうっすらついていました。 みんなメイクに遠慮しすぎです。『派 手すぎる?』と思うぐらいでちょうど いい。血色よく見えるチークはもちろん、マスカラもアイラインも、つけま つ毛だって、この世代は遠慮せずに盛るぐらいにして初めて、きちんとした 感じになるんです。
減らすのはファン デーションの厚塗りだけ。あとは盛る! 思う存分楽しむのが正解です」
色味は積極的にプラスして
血色よく仕上げて
OurAge世代には赤みのあるチークがおすすめ。遠慮がちにつけずにしっかり頰にのせましょう。リップも顔色がよく見える明るい色を。
次回は「おでかけ×体」について、体の達人・中村格子先生が登場します。
撮影/板野賢治 藤澤由加 ヘア&メイク/堀江里美 取材・文/島田ゆかり