3月末にオープンした「東急プラザ銀座」。
銀座エリア最大級の商業施設のオープンは話題になったので、早速行ってみました。
年齢にかかわらず、自分のライフスタイルを持ち、本質を見極め、生活を楽しむ「大人」をターゲットとしているそうです。おでかけ女史組世代にもピッタリですね。
100以上の店舗が入っているので、1回で全部見るのは至難の業。午後になるとほとんどの飲食店が満席になり、お目当ての丸福珈琲店は諦めました。
他に気になっていた2店をご紹介します。
1856年エディンバラで創業した英国王室御用達「ハンター」。
ブランドを代表する「ウェリントン・ブーツ」コレクションのディスプレイが目を引きます。
レインシューズとしてとてもファッショナブルですが、実は足の健康に配慮した靴型とフィット感を追及したデザインだそうです。履きやすさとデザインで永年ベストセラーなのですね。
こちらは、ロンドンに次ぐ世界第二番目の路面店。
店内は、丘陵のビジュアル、白樺を模した柱、イギリス特有の曇り空が描かれた天井、岩の壁など、イギリスの風土をそのまま持ち込んだかのようです。
苛酷な天候をもろともせず自然を楽しむイギリス人。昔からハンティング、ピクニック、現代では野外フェスティバルが人気です。8月に開催される世界的に有名な「グラストンベリー音楽祭」も、レインブーツやレインコート持参が当たり前。そんな英国人気質を反映し、野外フェスティバルからインスパイアされた今年の春・夏コレクション。軽いけれどしっかり防水するアウターや、ぬかるみでも快適にすごせそうなシューズ類が揃っています。私たち世代では、6月にアジサイを巡る小旅行や、山間の避暑地に行く時に活躍してくれそうです。
私もロンドンコレクションで発表された2016年春夏のアイテムを試着してみました。
チャンキーヒールにピンクとチャコールグレーのツートーン。とてもファッショナブルで個性的ですが、履いてみるときちんとレインブーツでした(笑)。真っ赤なベンチは、イギリスのバス停や地方の鉄道駅を再現したとのことです。
日本ももうすぐ梅雨の季節に入りますが、ハンターのアイテムを見ていると、雨の日が待ち遠しくなってしまいます。
もう1店のおすすめは、シンガポールのティーブランド「TWG テイーダブリュー・ジー」。
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2008年にシンガポールに誕生し、現在世界15か国に世界最大級のティーコレクションを備えたサロン&ブティックを展開しています。
800を超えるティーリストを持ち、東急プラザ銀座店には、その中から厳選された418種類が揃っているそうです。ティーティン(お茶の缶)が天井まで並ぶティーウォールは、圧巻です。全て茶葉が詰まっていて、ここから量り売りをしています。その昔、特権階級のおかかえだったティー商人のショップのようですね。
世界の茶園と直接コンタクトをとり、オーナーとコラボレーションしてオリジナルティーをシーズン毎に発表するそうです。
ティーウォールのお茶だけでも色々と目移りしてしまうのですが、お店の奥になにやらもっと高級そうなアイテムを見つけてしまいました。黒にピンクゴールドの文字の「グランド ハーベスト ティー コレクション」。厳選した茶畑からとれる茶葉を使ったシングルティー(ブレンドしていない)が光から茶葉を守る手吹きガラスのフラスコに入って6種類あります。その中には、なんと45gr で81,500円の「グランド ゴールデンインゼン」も。24金のゴールドがあしらわれた希少価値の高い白茶がブレンドされているそうです。
今回は2店だけしか紹介できませんでしが、高級ワインを量り売りで飲めるワインバーなど、大人の女性の楽しい、美味しい、がたくさん詰まっている東急プラザ銀座。早くも2回目の訪問を友人と画策しています。