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春の京都で手に入れたい 金運招く財布 「香鳥屋 祇園本店」

小原誉子

小原誉子

「京都観光おもてなし大使」&旅ライター
アナウンサー、テレビ番組プロデューサーなどを
経て、集英社「エクラ」などのライターに。
2011年より京都在住。
京都など、日本の文化・観光情報を伝える
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新しい年を迎え、身の回りのものを新調したくなります。なかでも毎日愛用する財布は、春に新しくすると、中身がたくさん増えて「財布が張る(はる)」といって、縁起がいいそう。そこで訪れたのが、祇園四条の「南座」の東側にある明治19年創業の「香鳥屋 祇園本店」です。

歴史を感じさせる風格あるビルは、昭和元年に建てられたもので、祇園エリアでは歌舞練場に次いで建設された、鉄筋コンクリート造りの4階建て。今も、エントランスのステンドグラスや天井までの大きなガラスョーケースに、当時のモダンな趣が漂います。

 

創業当時は、草履などの履物を商い、戦後は、それまでの暗い時代を払拭するように、華やかになった女性の装いの変化に敏感に対応。京都のおしゃれな女性たちが憧れる、上質で素敵なハンドバッグと財布などを扱う憧れのお店になりました。

和洋両方の装いにマッチするようデザインされたオリジナルのバッグは、控えめで奥ゆかしい雰囲気漂うデザインと色合い。「ハンドバッグが目立つのではなく、装いにマッチして、女性を美しく見せるデザインなんです」と、4代目となる若き社長の橋本昌治さん。

さて、お店の中心部に並ぶのは、色とりどりの財布。そのバラエティの豊富さに驚きます。「財布は、派手で存在感がある方が、いいんですよ。お金はゴージャスな雰囲気が好きですから…」と橋本社長。その言葉どおり、キラキラと輝きを帯びた素材のものがほとんど。しかも、表面には、華やかな花や着物の文様などが、凹凸のあるエンボス加工や金彩で施されています。

「金色や黄色の財布は、風水で金運がアップすると言われて以来、人気なんですが、うちの金色は、かなり凝っているんですよ」と。熟練した職人の技が光る逸品で、他では出会えないようなオリジナルの財布が揃っています。

ズラリと並ぶ、まばゆい財布の中でも、特に心惹かれたのは、レトロで格調ある文様の財布。イタリアのルネッサンス時代にはじまり、その技術が途絶えた幻の黄金の革「クオイドーロ」を再現したものです。厳選した牛革に特殊な塗料を使い、金属箔を貼り付け、それからエンボス加工がされています。

また、日本の伝統工芸である金唐革の技法を使い、京友禅の図案を特殊技術でプリントしたもの。さらにクロコやリザード風の革によるものなど、本当に、見れば見れるほど、心惹かれるものばかり。金運がアップしそうな予感漂う財布です。

 

 

次ページに続きます。

財布の魅力は、外見だけではありません。財布にとって大切なのは、使い勝手の良さ。持つ人それぞれ財布に入れるものは異なります。でも「香鳥屋」には、同じ革の素材で、サイズやデザインも違いで作られた財布もいろいろ。たっぷり収納を望む人から、スリムな財布が好きな人など、あらゆるニーズに対応し、豊富な品揃えから選ぶことができるのが何より魅力です。

 

もちろん、お札、小銭、カードなどを収納する部分も、実に丁寧にしっかり縫製されています。「もし傷んだりしたら、修理も致します」と。アフターケアができるのは、メーカーならではのこと。長年愛用できる財布なのです。

でも、金運からいうと、3年で買い替えるのがいいと、風水の本に出ていました。毎日使う財布には、時と共に、いろいろな穢れがたまってしまうとか。まぁ、それはともかく、新年を迎え、新しい財布で気分一新…なにやらやる気も出てきます。こんなゴージャスな財布だから、さぞや高額なのではと思うと、長財布タイプで、1万円台という手の届く範囲で感激。

 

すべてオリジナルの製品で、素材選び、デザイン、加工、縫製など、長年培った技術がある老舗「香鳥屋」だからできる良質の製品と嬉しい価格なのだと思われます。

 

京都では「香鳥屋」の紙袋を持って歩くのは、ちょっと自慢…。それは「いいものを知っています」という証なのです。

 

この春、京都を訪れて、新しい財布で金運アップをしてはいかがでしょう。

 

 

香鳥屋 祇園本店

京都市東山区四条通祇園南側580

075‐561-0521

10:30~19:00 年中無休

http://www.katoriya.com/

 

 

 

小原誉子

ブログ「ネコのミモロのJAPAN TRAVEL」

http://blog.goo.ne.jp/mimoron/

 

 

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