コロナ禍にあって、家での時間を快適にする商品の売れ行きが好調です。そのひとつが健康寝具。なんとも羨ましい話です! 先日は東京・日本橋浜町にオープンした「MuAtsu+(ムアツプラス)」のショールームに行ってきました。
こちらが落ち着いた雰囲気のショールーム「MuAtsu Sleep Lab.」。奥には和室と洋室のモデルルームもあって、とても広いです。ここでは「ムアツ」を展開している昭和西川から発売されたムアツプラスの全製品が体験できるようになっています。
迎えてくれたのはショールーム所長の西川ユカコさん。数年前に友人が主催したパーティで知り合い、久しぶりの再会になりました。西川さんは睡眠研究家として執筆や講師も務めるなど幅広く活動中。編集者として出版社に勤めていた経歴もあって、私は勝手に親近感を持っています。
私たちの年代なら「ムアツ」は耳慣れたブランド名ですよね? ご存じない方のために紹介しますと、「ムアツ」の寝具はこんな形状をしています。もともと床ずれ防止のために大学病院向けに開発され、今からちょうど50年前に一般発売されました。適度な硬さの特殊なウレタンフォームでできていて、体を点で支えて体圧を分散する構造。体に負担がなく、寝返りが打ちやすいのが特長です。不眠はもちろん、腰痛や肩こりなどの悩みにも応えてくれる高機能な寝具なんです。
ショールームには昭和西川が足利工業大学と共同開発した「ボディ フィッテング システム」が導入されています。仰向け、横向きに寝そべるだけで体のバランスが計測され、寝姿勢から重心位置を算出。これにより、最適な硬さと弾力性のマットレスがわかる仕組みです。
その後に、ショールーム内にある最適マットレスに横たわってみると、体が浮かんでいるような寝心地。慢性的な腰痛に悩んでいますが、腰にも負担がなく気持ちよく熟睡できそうです。ほ、欲しい~♡ とは言っても、計測システムから提案されたマットレスは10万円ほど。簡単に買って帰るわけにいきません(涙)。
※参考のために、「MuAtsu+」のマットレスは¥44,000~¥165,000(税込み)です。
そんな私が気軽にムアツプラスの快適さを実感できるのがコレ。椅子に取り付けて使える背当て付きシートクッションです。パソコン仕事に愛用していますが、座りっぱなしの腰痛対策に最適。自宅でリモートワークしている方にもオススメです。
ムアツプラス L-Shapeクッション ¥11,000(税込み)
ショールーム内覧のお土産もいただきました! 写真右は西川さんの著書「最強の睡眠」。内容は良質な睡眠をとるためのノウハウがぎっしりで、自社製品の宣伝は一切ナシ。体内時計を整える、寝る前にブルーライトを浴びないなどよく知られることはもちろん、セロトニン分泌のコントロールなど脳や体のメカニズムをもとにした快眠法がわかりやすく解説された実用書です。私はどこでも熟睡できるタイプですが、本の第一章から「どこでも眠れる人こそ、実は危険!」。ギクッとしました。
写真上は電子レンジで温めて使うアイピロー、左は花王の蒸気で首と目もとを温めるシート。いずれも西川さんお気に入りの品で、とても気持ちがいい! コロナストレスの緩和にもエイジングケアにも良質な睡眠は大切。心地いい入眠を誘って体を快適に保つこうした小物も積極的に取り入れたいですね。
●MuAtsu Sleep Lab.(ムアツ スリープ ラボ)
東京都中央区日本橋浜町1-4-15 昭和西川 浜町本社1F
☏03・3861・4115
営業時間:11:00~18:00 月曜日定休(祭日の場合変更あり)
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