OurAge

全力応援! 40〜50代の美とからだ

OurAge

全力応援! 40〜50代の美とからだ

「健康」も「きれい」も「運命」も、みんな自転車が連れてきてくれた

松浦まみ

松浦まみ

サイクリスト/食の思想家/環境活動家

宮澤崇史(元・プロ・ロードレーサー)マネージャー/Team Bravo協働仕事人

大学卒業後に渡仏、映像制作の世界へ。その後リゾートホテルの広報、サイクリングプログラム企画、食の教室と、「好きなことしか仕事にしない」モットーを貫いたキャリアを経て、現在は元・プロ・ロードーレーサー・宮澤崇史のマネージャー兼協働仕事人として自転車関連のイベント企画に携わる。

instagram: https://www.instagram.com/mamimatsuura

自転車と私の「遅咲きの恋」

 

OurAge読者の皆様、はじめまして、松浦まみと申します。
これから皆様に「自転車のあるライフスタイル」を提案したく、新しいコラム「自転車に恋して」をスタートさせて頂きます。

 

自転車? そうです自転車です。多くの皆さんにとっては「ママチャリ」、最近では「電動機付き自転車」などが最も身近な存在でしょうか。

なぜ自転車? それは自転車が私の人生を素晴らしく豊かなものに変えてくれたからです。

出会って以来、日々の生活で片時も離れたことがない大切なパートナー。

そう、恋人と言ってもよいかもしれません。私が行きたい場所にどこへでも連れて行ってくれ、私を健やかにしてくれ、私の気分を明るく晴らしてくれ、無限に持続する快楽を与えてくれ、自分と向き合う機会を与えてくれ、私という人間を成長させてくれる。
こんな理想的な恋人がいるでしょうか?

 

私が自転車と出会ったのは、実はOurAge世代に入ってから。随分と遅咲きの恋ですね(笑)
けれど、この出会いは私の人生を劇的に変え、私の人生にミッションを与え、以来私の生活は仕事もプライベートも自転車一色となりました。

 

 

いつも私を守ってくれる自転車。大切に「守ってあげたい」存在でもある

 

劇的に変わる? 人生のミッション? 具体的にどのように? それはおいおいお伝えしていきましょう。
変わったことは、何といってもまず第一に健康になったこと。
私は生まれつき心臓が小さいのですが、自転車のおかげでふくらはぎが心臓の役目を果たすようになり、強度の高い運動もできるようになりました。ふくらはぎはよく「第二の心臓」と呼ばれますが、身をもってそれを体験したわけです。
子どもの頃から体が弱く運動とは無縁の人生を送ってきたので、昔の私を知っている人達はあまりの変貌ぶりに「一体何があったの?!」と驚愕します。

 

第二に、「綺麗になったね」と周りから言われるようになったこと。
私たちOurAge世代は、毎日が日々衰えていく容姿との闘いですが、自転車に乗るようになってから不思議なことに年を経るごとに綺麗と言われるようになりました。
年中紫外線に晒されているのになぜでしょう? それも少しずつお伝えできればと思います。

心を動かされた、修行僧のようなレーサーたちとの出会い

ちなみに私自身は「ロードバイク」と呼ばれる競技用の自転車に乗っています。

「なぜ競技用?」と、よく驚かれますが、運動が大の苦手で、以前はまったく自転車に乗れませんでした。
なので、ゼロから自転車を始めるにあたっては、競技用だろうとママチャリだろうと、私にとっては大して違いはなかったのです。

 

北海道にて。自転車を手に入れてから日本各地を旅するようになりました

 

出会いは7年前。当時リゾートホテルの広報をしていて、スポーツアクティビティを企画中、たまたま地域に自転車競技のプロチームが結成されたと知り、彼らの協力を得てサイクリング・プログラムを立ち上げたのが始まりでした。
実は私は体育会系男子が苦手。初対面の日、どんないかついゴリラマッチョが来るかと構えていたところ(←偏見の塊)、現れた彼らはほっそりとした体つきに物静かな態度。どう見ても優しげな文系男子なのでした(なのにレースとなるとアグレッシブに豹変)。

 

どんなに勝とうが野球やサッカーの選手のように有名になるわけでもお金が稼げるわけでもないのに、怪我のリスクと苦痛を伴うマイナースポーツに打ち込む彼らの姿は、ギリギリまで絞られたその体と同じくらい研ぎ澄まされた精神力、忍耐力と相まって、いたく私の心を打ったのでした。
そう、彼らは自らに苦行を課す修行僧のようでした。
それなのに私ときたらどうだ。

いい歳して何かこれまで辛いことを一つでも乗り超えてきたか? 否。
ましてや当のプログラムの企画者が自転車に乗れないのではお話にならない。
ママチャリも乗れないけど、一丁やってみるか。
というか —— 「私も彼らのようになりたい」。
これが始まりでした。

 

筋金入りの運動音痴な私を、彼らはいとも簡単に競技用自転車に乗せてしまいました。
それ以後は運命の糸に操られるように、プライベートと仕事の区別なく自転車界の人々との出会いで埋め尽くされ、気がついたらいつの間にか私はミッションを担って自転車の世界に身を置いていました。
そして現在は、宮澤崇史(みやざわ・たかし)という、海外でレース活動をしていた元プロ自転車レーサーのマネージャー兼協働仕事人をしています。
宮澤との出会いもまた不思議な運命の糸のしわざでした。

 

偶然の出会いから、24時間テレビ『絆のペダル』主人公、宮澤崇史のマネジャーに

 

右が宮澤崇史。中央が私。初めて出会ったレース会場にて

 

宮澤崇史・・・、この名前を最近耳にしたような?

と思われる方も多いかもしれません。
はい、この8月24日に行われる、毎夏恒例の日本テレビ「24時間テレビ」で、今回放映されるドラマ『絆のペダル』のモデルが、彼、宮澤崇史です。
彼を演じるのは、「嵐」の相葉雅紀さん。

それってスゴいことだと思うのですが、実際、ドラマになった宮澤の人生は、それに見合うくらいスゴいものです。
詳しくは、次回の原稿でご紹介するとしましょう。

 

こんな私の自己紹介から、ひとつ、言えることはコレ。

「アラフォーやアラフィフになってもまだまだ、人生には思いがけない変化と喜びが起こせるものなのです」

ぜひ、みなさんも心に留めておいてくださいね。

 

勢いあまって?  ツール・ド・フランスにも「参戦」

 

ところで、皆さんは「ツール・ド・フランス」をご存知ですか?
フランス各地の美しい自然や観光名所を辿る約3,500kmの長距離を、3週間走り続けて一番を競う、世界最高峰の自転車ロードレースです。
今年も7月に行われたこのツール・ド・フランスに、実は私も宮澤と一緒に参戦してきました。
というと、語弊があるかもしれませんね。私たちが今回参加したのは、本戦ではなく、一般人も参加できる、
「エタップ・デュ・ツール」というレースです。

 

今年で2度目のエタップ参戦、いろいろと思うようにはいかなかったこともありますが、
「ちょっと前まで自転車に乗れなかった私」が、世界が注目するツール・ド・フランスの一部に参加している・・・・・・。

そんな奇跡の素晴らしさを、あらためてかみしめました。これについても、追って詳しくご報告しましょう。

今回は、パリのシャンゼリゼ通りに設けられた、ツール・ド・フランス最終ゴールのVIP席で、すばらしいレースのフィナーレを目にして感動を隠せない私の姿だけ、ご紹介しておきますね。

 

では、続きはまた次回♪ ごきげんよう!

 

凄い迫力! 速い! 間近に見る選手たちの走り

優勝シーンを見届けて、感激で胸いっぱいの私です!
次の記事>

次の記事>
第2回/『絆のペダル』 宮澤崇史の生き方に魅了されて…

この連載の最新記事

憧れを現実に ——ツール・ド・フランスへ、再びの挑戦が気づかせてくれたこと

第6回/憧れを現実に ——ツール・ド・フランスへ、再びの挑戦が気づかせてくれたこと

エタップ・デュ・ツール直前合宿は、アルプスに抱かれたツリーハウスで

第5回/エタップ・デュ・ツール直前合宿は、アルプスに抱かれたツリーハウスで

無謀? 「ツール・ド・フランス」(の一角)に参加した、筋金入り運動音痴(私)の体験記

第4回/無謀? 「ツール・ド・フランス」(の一角)に参加した、筋金入り運動音痴(私)の体験記

この連載をもっと見る

今日の人気記事ランキング

OurAgeスペシャル