突然ですが、「えん麦」って知ってますか?
「えんむぎ」ではなく「えんばく」と読みます。
全部漢字で書くと「燕麦」。
ツバメのようなカタチの穂を付けることから
この名前になったのだそうです。
このえん麦、今やあの
米国食品医薬局(FDA)をはじめ、世界が認めている注目の穀物
だそう。
血糖値コントロール効果や、コレステロール低減効果などが
期待できる、とか。
マジっすか!?
長年“コレステローラー”として、健康診断にひっかかってきたふみっちー、
えん麦のパワーを生かした「薬膳スムージークリニック」のセミナーがあると聞き、
いそいそと参加してきました!!
「欧米ではえん麦は、古くからオートミールやグラノーラとして食べられているものです」と、このイベントを主催したえんばく生活の黒岩英理子さん。
なあんだ、えん麦ってオートミールのことだったのか。
でも、あまり美味しくなかった記憶が。
かつて低インシュリンダイエットに夢中になっていたとき
主食を玄米や全粒粉パンにしたり、
シリアルもオートミールを選んだりしてみたのですが
オートミールだけは、ふみっちー、「むむむ」だったんです。
フルーツやハチミツを混ぜると美味しくなると聞いても
見た目の第一印象で「むむむ」気分いっぱいでした。
さて、そんなえん麦は、他の穀物と比較すると
・食物繊維が豊富!
・水溶性食物繊維β-グルカンがたっぷり!
なのだそう。
β-グルカンには、血糖値上昇とインシュリン分泌を穏やかにさせたり
満腹感が持続するなどの作用が。いわゆる低GIですね。
そして、ふみっちーが一番興味深い!と思ったのは
「セカンドミール効果」!!!
次に食べる食事のときも、血糖値上昇を抑える効果があるのだとか。
つまり、朝ごはんにえん麦を食べることで
ランチに何を選んでも、血糖値上昇は穏やかになり
脂肪を作る働きがあるインシュリンの分泌も抑えられるという……。
あああ〜
そこまでの知識があれば、オートミールをもっと食べるようにしてたかも。
でも、やっぱり食事は見た目も味も、譲れないのが本音。
なんて考えていたら、
じゃ〜ん! コレです。
えん麦β-グルカンたっぷりの低Gi食品。一日2〜3袋を目安に、
牛乳や豆乳、飲むヨーグルト、味噌汁やスープなどに混ぜて飲んだり
お好み焼き、パンケーキなどの生地に混ぜ込んだり
味噌だれに混ぜて食べるなど、いろいろなレシピに使えるとのこと。
このレシピのひとつとして
「えん麦のちから」を使った薬膳スイーツ「生姜の蒸しケーキ」を試食させていただきました。上に乗っているのはクコの実です。考案したのは、薬膳料理家の阪口珠未さん。
蒸しケーキのモフモフ感に生姜味が混ざると
スイーツを食べたという罪悪感が薄れるような…。
〈材料〉6個分
薄力粉 100g
えん麦のちから 2袋
ベーキングパウダー 小さじ2
黒砂糖 30g
豆乳 140cc
生姜のすりおろし 15g
クコの実 適宜(飾り用)
スイーツだけど、薬膳。しかも、「えん麦のちから」入り。
何だかカラダに良さそうじゃないですか。
そうでした! このイベントは「薬膳スムージークリニック」でした!
スムージーを作る前に
まずは薬膳についての基本的な考え方についておうかがいしました。
「夏にこんな症状が出ませんか?」と、阪口さん。
・胃もたれ
・食欲不振
・夏バテ
・むくみ
・夏太り
・だるい
・やる気がでない
・冷え
・疲れやすい
・肌のくすみ
・たるみ
が〜ん。ふみっちー、出まくってます。
中医学の理論に基づいた薬膳の世界では、上記のような症状は
「脾の力が低下している」と考えられるそう。
脾とは、消化吸収に関する働きを担っているものを指しています。
と、さらに詳しく説明したいのですが、ちょっと長くなってしまいますので
この続きは第2弾として紹介します!
お楽しみに★