口もとも「冷え」に弱い・・・!?
2018? 歯ッピーニューイヤー?
今年もご機嫌な口もとになりますように!
また色々と、歯っしん!していきますので宜しくお願いいたします。
さて。お正月は楽しくお過ごしになりましたか? 美味しい食事やゆったりとした時間でリフレッシュされたことでしょう。そろそろ気持ち新たに、体や口もとを動かして良い流れを作って行きましょう♪
年末からお正月にかけて口当たりの良い美食を堪能して”ご機嫌な口もと”になっていたら。この”ご機嫌”はホントに”ご機嫌”かを疑う価値あり。
あ、年明け早々、怖いこと言っていますが、ここ大切。一年の計は元旦にあり。
口もとこそ、健康の要ですからね。まずは口もとを引き締めてかかるべし。
血流上げる! 噛む噛む美容!
口もとと、冷えなんて一見無関係に見えますが、実はこの口もとこそ、冷えを呼び込んでしまう習慣があるのです。
実際、冷え性の人は体温も低い場合が多く、体温が下がると血液の流れが滞って結果、唾液も減り流れも停滞して口中の環境も悪くなります。
また、口呼吸の習慣があると、唾液は蒸発して口中は乾燥しますね。乾燥は体温を下げます。
ほら、今年の干支の犬! 犬は走ったり、熱くなるとハアハアと口で体温調節して舌の表面から唾液を蒸発させながら体温を下げているんですよね。犬と人間の呼吸は違いますけど、口もとから体温は変化しますね。特に今の季節、冷たい風は鼻のフィルターを通過することで体温近くに温められて、体の中が冷えるのを防ぎます。
でも口呼吸は、冷たい風をダイレクトに肺にいれてしまうので、冷たい風に弱い肺はダメージを受けます。唾液も減るし、冷えるし、免疫力もダウンする。口呼吸の悪い癖は本当に百害あって一利なしです。
もう一つ、冷えの原因に、良く噛んで食べていないことも関係あります。
大晦日になると、恒例の年越しそば。美味しく味わってゆっくりと・・・というよりも、せかせかと慌ただしくかっ込むイメージがあります。
実際お蕎麦屋さんに入ると、皆さん、食べるスピード!早い早い! ま、粋な食べ方ってありますが、ほとんど飲み込んでいるように見えます。
お蕎麦、伸びちゃうじゃない?って言われそうですが、私はゆっくり蕎麦を食べます。高速スピードの食べ方は、良く噛むことからはかなり離れているように見えるのです。
お正月になると、柔らかで口当たりが良い食事に偏ることも多々あります。この口当たりが良い・・・って意外と落とし穴。
サクサクと聞こえの良いイメージのスナック菓子やファーストフードは口中に溶けやすく、噛んでいるようで噛めてない。甘やかしの食べ物です。
本当に良く噛めるものは 程よい弾力と噛んで味わうことができるものですね。
5、6回噛めばすうっと消えてしまうものより、良く噛んで、顔や口もと周りの筋肉をしっかりと動かして 唾液をちゃんと出して食べること。
口もと周りの筋肉が活発になると血流も良くなり、唾液の質も良くなり、体がポカポカとしてきます。
流れが良くなってくるんですよね。
流れが良いと顔周りのリンパ液の流れもスムーズになり、むくみやたるみの解消にも一役。 噛む回数の増加は口もと周りどころか顔まで良い流れにシフトします。
もしも、お正月過ぎてなんだかむくんでる?とか、二重顎っぽくなってる?なんて感じていたら、食事の質と噛み方を振り返ってみてくださいね!
体を温めて、口もとへの流れも上げ上げ~!
年末年始に冷えの原因を作るもう一つに、食事の回数があります。ついつい夜更かしして、朝寝坊。朝とお昼ご飯を合わせてのブランチ。それが定着すると、いつの間にか朝ごはん抜きの生活へと変化してしまう事があります。
この、朝ごはん抜き生活は、生活の夜型が進行している若い人から子供にも広がっています。朝ごはん抜きは仕事、勉強の集中力を欠いて、間食やまとめ食いを促しますね。本当にダイエットしたい人にはお勧めできないです。
また、朝ごはん抜きは午前中の体温上昇を妨げて、低血糖が生じて手足が冷えやすくなります。流れの悪い感じが午前中ずうっと継続してしまいます。
当然口もとも食べない、噛まない、運動量の低下で唾液不足が生じて、口臭や口内環境が悪くなりますし、冷えて血流が悪くなるので唾液も出にくいです。
やっぱり早寝早起きの基本と、きちんと朝ごはんを良く噛んで食べることは口もとのみならず、体全体の良い流れを作ります。
顔周りも噛むと、運動効果が上がって、リンパの流れがスムーズになり、朝のむくみも早く解消します。
もう一つ。 体を温める代表選手!お風呂の入り方でも流れがかわります。
OurAge世代ならば、毎日の入浴を充実されていると思います。やっぱりお風呂は体をリラックスさせて温めてくれる欠かせないものですよね。
あまり熱すぎない湯船にゆったりと浸かり、体を良く温めてリラックスさせることで 副交感神経が優位になります。緊張がほどけて唾液もサラサラとした良い唾液が出やすくなります。
反対にシャワーでパパッと済ませていると、リラックス効果が中々得られず、体の緊張状態も取れず湯船の効果は得られません。流れがスムーズに行きにくくなってしまうのです。
先日クリニックに訪れた患者さん、OurAge世代のスーパーアイドル松本伊代さん。
いつもキラキラ★若々しくてキュート!
ちょっとその秘訣を聞いてみたんですよ。
松本伊代さんの温め美容は?美の秘訣を聞いてみました!!
昨年、テレビの番組の中で大々的にしたご自宅のリフォームが話題を呼びましたよね。
私はなかでも伊代さんの寝室やメイクルームのステキなリフォームにときめきました。
あれから、伊代さんは新しくリフォームされたお風呂でのバスタイムを楽しむ習慣がついたそうです。バブルバスを楽しみ、ゆっくりと浸かることで、冷えも取れて快適な毎日をお過ごしのようですよ!
う~、うらやましいです~。
まさに愛は冷えを救う。
体も心もポカポカで良い流れをばっちりつかんでますよね? にこやかに口角が上がり、口もとにも温かみのあるスマイル?。温め美容の真髄です。
一年のスタートだからこそ、何となくしている悪い流れを良い流れに変えていくチャンスと切り替えること。大事です。
口呼吸をしていたら正す、良く噛める食事に切り替える、朝ごはんを楽しむ、バスタイムでリフレッシュする。
いずれも体を冷えから守り、唾液をきちんと出したり、血流を良くする良い流れを作ってくれますよ?。
では、ここで、お正月休み期間に口もとをあまり動かさず、流れの悪さを感じていたり、油断してなんだか二重あごになってる?なんて感じていたら、エクササイズでリセットしましょう。
その名も、「下くちびるふーエクササイズ」。
実は私が2年前に油断してお正月過ぎに二重あごを確認した時に、一週間毎日継続して行ったところ、すっきり解消したエクササイズ、なんですよ。
簡単ですよ!
姿勢を正して顔を上げて、下くちびるを突き上げて、息を吐く。これだけです。
あご周りの筋肉を上げ、普段から下に向きがちな首周りの筋肉を上げます。
首周りにはリンパが集中しているので、流れが良くなりますね。筋肉にも良い刺激が加わるのでポカポカします。
簡単だから、毎日好きな時にトライしてくださいね。あごのラインがスッキリと変化してきますよ☺
動画で一緒に「下くちびるふーエクササイズ」やってみましょう?
相変わらず簡単すぎて、すみません?!
簡単こそ継続のポイントだと思ってます。
継続こそチカラなり!
毎日楽しく継続して、良い流れを沢山引き寄せちゃいましょう☺!
★石井さとこ先生のクリニックは、 ホワイトホワイト(恵比寿店、ルミネ新宿店、ルミネ有楽町店) http://whitewhite.jp/