紫外線が気になる季節。素敵女医の皆さんは、どのようにUVケアをしているのでしょう? まずは、日焼け止めの使用に関して聞きました。
90%以上の人が日焼け止めを使用していました。
季節を問わず、一年を通して塗っているという人がほとんど。
使わない人の中には、「日焼け止めの成分が肌に与える悪影響のほうが気になるので」という意見が。
飲む日焼け止めで愛用者が多いのは「ヘリオケア ウルトラD」。
季節や浴びる日差しの量に合わせて、飲む回数や量を調整している人が目立ちました。
ほかにアスタキサンチンやビタミンCなど抗酸化サプリを飲む人も。
塗る日焼け止めと飲む日焼け止めを
併用する人が多数
今回の素敵女医のテーマは「UV対策」。女医のうち、 90 %以上の人が日焼け止めを、 60 %以上の人が飲む日焼け止めを使用していました。この飲む日焼け止めに関しては、「抗酸化作用のあるサプリメントでも同様の効果があるので、それで十分」と言う人も。
ちなみに日焼け止めのSPFは、紫外線B波(UVB/上限 50 +)を防御する値。PAは、紫外線A波(UVA/PA+からPA++++まで4段階)から肌を守る数値。日焼け止めの使い方に関しては次のような意見も。
「UVAの中でも長い波長はブロックするのが難しく、製造元の技術で差が出ます。そしてSPF 50 の製品でも、下地のように薄く塗った場合、SPF1桁程度の効果しかないことが実験で明らかになっています」(銀座スキンクリニック・坪内利江子先生)
数値通りの効果を求めるなら、しっかりと厚めに塗る必要があるようです。
次回は、「紫外線」に関する最新アドバイスをご紹介します。。
今回ご協力いただいた80人の素敵女医データ
美容皮膚科 17人
産婦人科・婦人科 11人
歯科 9人
内科 8人
眼科 7人
皮膚科 6人
形成外科 6人
心療内科・精神科 5人
整形外科 3人
美容外科 2人
麻酔科 2人
乳腺科 2人
耳鼻咽喉科 1人
泌尿器科 1人
※What’s S-Joy?
S-Joyとは、素敵女医(SUTEKI JOI)からのネーミング。
Over-45のOurAge世代で、若々しくイキイキと輝いている女性医師たちに、
ずっと美しく健康で過ごす秘訣を伝授してもらうシリーズです。
美容皮膚科、婦人科、歯科、形成外科など、
幅広い科の先生方の専門知識を生かしたアドバイスや、
ご本人が実践していることをお伝えします。
イラスト/ミック・イタヤ 取材・原文/上田恵子