股関節にかかる負担は、姿勢や体の使い方などで、ぐっと増えてしまいます。
ちょっとしたことを改善するだけで、股関節をよい状態にキープできます。
正しい姿勢づくり&筋力アップでトラブル予防しましょう!
股関節を若く保つプチ習慣
●何より重要!姿勢を正しく保つこと
正しい姿勢を保つことは、すべての動きの基本。
見た目の美しさだけでなく、体をスムーズに効率的に動かす要です。
特に股関節にとっては、骨盤が真っすぐ立っていることが大切。
正しい姿勢。
横から見て、耳の前、肩、腰、くるぶしの前が
一直線上にそろっているのが理想的。
右)手のひらをお腹の前後に当て、
床に対して垂直になっていれば、
骨盤が真上を向いているので◎
左)いわゆる反り腰は、骨盤が前傾しているということ。
前傾している人は股関節を傷めやすい傾向に。
●人を待っているようなときも片脚に体重をかけない立ち方を
日常の動作も、左右の股関節に均等に体重がのることを意識。
例えば、人を待って立っているときも真っすぐに立つ習慣を。
悪い姿勢が、片方の股関節に大きな負担をかけることに!
右は片側に体重をかけてだらんとリラックスした姿勢。
誰でもよくやってしまいますが、これもNG。
左が正しい姿勢です。
スマホを見ながら待ち合わせ。
右のように、つい片方の脚に体重をのせてしまいがちなので、気をつけて。
●ぐらぐら歩きはNG。体重を均等にのせる意識で!
歩くフォームも、股関節に大きな影響を与えます。
特に左右にぐらぐらぶれる人は外側荷重になっているので要注意。
骨盤を水平移動するイメージで、歩く姿勢を改善しましょう。
どれも股関節のため、ぜひ見につけておきたい習慣ですね。
次回は、股関節の動きを柔軟にするためのストレッチ&エクササイズをご紹介します。
格子先生着用トップス¥8,900・アームカバー¥7,900・ショートパンツ¥6,500・レギンス¥11,000/チャコット
撮影/小山志麻 矢部ひとみ ヘア&メイク/木村三喜
構成・原文/蓮見則子