素敵女医に聞く「食のルール」。
8割以上の素敵女医が実践しているという”糖質制限”ですが、
ただ糖質を取らないだけではなく、気をつけるべきポイントがあるようです。
糖質を抜くだけではダメ!
糖質を抜いた分タンパク質はしっかりと!
杉野宏子さん Hiroko Sugino
58歳・形成&美容外科・美容
皮膚科 青山エルクリニック
「現代女性の中には、タンパク質、鉄、亜鉛、ビタミンが
不足している人が少なくありません。
普段の生活から糖質だけを抜いて、
食生活の改善をしない人も見受けられます。
糖質を抜いた分、タンパク質はしっかりとってください。
肉・魚・卵・チーズを意識してとりましょう。
痩せたいからと、野菜だけをとるのはおすすめしません。
また腸内環境をよくするためには、
積極的に食物繊維をとることも大切です。
ほかにも乳酸菌発酵エキスや乳酸菌製剤、ヨーグルトをとることや、
お腹を温める、ウォーキングをする、
マッサージをするなども有効です。
発酵食品も腸内環境のためにはいいですよ」
糖質制限気をつけたい食材
炭水化物は野菜にも多く含まれています。
「じゃがいも、さつまいも、かぼちゃ、枝豆、とうもろこしなど。
次ににんじんなど根菜類。
でも野菜は繊維質を豊富に含む食材でもあるので、
かぼちゃは砂糖を入れて煮るのではなく、
焼き野菜や蒸し野菜にするなど、
調理法を工夫して大量にとらなければいいと思います」
(杉野宏子先生)
間食するならこれ!
糖質制限を成功させるには間食をするのも有効です。
理由は低血糖状態を長くしないため。
「低血糖になると、情緒不安定
(イライラ、キレやすいなど)、疲労感、眠気などを覚え、
注意力、集中力、記憶力の低下を招きます。
間食におすすめなのは、ナッツ、ヨーグルト、チーズなど。
もちろん甘いものは避けてください」
(阿部圭子先生)
”糖質制限”にまつわる素敵女医的”食のルール”、参考になりましたか?
次回は、素敵女医たちの個性が光る”食のこだわり”をご紹介します。
撮影・フードアート/大垣友紀惠
取材・原文/上田恵子