素足に自信を!
爪コンプレックス解消宣言
足の爪が不格好、痛みがあってお手入れができない…爪が理由で素足に自信が持てない人、とても多いものです。 今年こそ堂々と素足を見せられるよう、爪トラブルを解決!
トラブルに気がついたら
自己判断する前に専門家へ相談!
手の爪にこだわる人は、史上最多なほど増えているのに、足の爪となるとまだまだ…。OurAge世代ならなおさらです。
爪の様子が変わってきた、トラブルかもしれない…と思ったら、まずは爪に詳しいプロのもとへ!
巻き爪の原因を知って、なりにくい爪に!
10人に1人は悩んでいるといわれる巻き爪や陥入爪。その痛さは経験した人にしかわからないもの。でも、若いときはならなかったのに、いつの間にか巻き爪になっていた! という人も少なくないのです。
今回は、そんな巻き爪トラブルなどへの対処法をご紹介します。進行して激しい痛みを伴うようになる前に、食い止めましょう。
原因や予防法を知っておけば巻き爪なんて怖くない!
思い当たりませんか?
巻き爪の原因をCheck!
意外なことが巻き爪の原因になっているかもしれません。
現在巻き爪ではなくても、当てはまる項目が多い人は気をつけてください。将来巻き爪にならないために…。
□つま先に負担のかかるスポーツをよくする
□爪切りは深爪をしがち
□ハイヒールをよく履く
□足指で蹴らないパタパタ歩き
□つま先まである着圧タイツやソックスを常用
□親きょうだいと爪の形が似ている
□体を動かさず、ゴロゴロしているほうだ
トラブルのナンバーワン!
巻き爪の原因は何?
「巻き爪といえば昔は手術することも多かったのですが、今は矯正技術が進み、痛みなく治せるようになりました。とはいえ、巻き爪になりやすい人はその習慣や環境を変えない限り、せっかく治っても再発してしまうんです」
とは、東銀座ウェルズクリニックの大木美佳先生。
巻き爪の原因は多岐にわたり、遺伝などの不可抗力なものもありますが、多くは長年の習慣が大きな要因になっています。
「爪はもともと、圧力をかけずにいると巻いて伸びるようにできています。寝たきりの人が徐々に巻き爪になるのはそれが理由ですね。普段歩く時間が短い人、きちんと指で蹴って歩いていない人などは、巻き爪予備軍ですよ。また、爪の切り方でわざわざ巻き爪を招いている人もいるので、一度きちんと確認してみましょう」
巻き爪の進行度やタイプもいろいろ
健康な爪は緩やかなアーチを描いています。
アーチがきつくなり、端が皮膚に食い込むのが巻き爪。進行するとCの字に食い込んで、痛みが増していきます。
丸いカットや深爪はトラブルのもと!
切り方を見直して、巻き爪予防!
たいていの人は深く切りすぎ。爪を切ったラインから上に指の肉が見えていたらNGです。特に、爪の「角」が肉に当たったり食い込んだりは絶対に避けましょう。
正しい足爪の切り方は「直線切り」
巻き爪の人の爪切りは
ドクターもすすめる「直線刃」が常識!
刃がカーブした爪切りでは、正しい「直線切り」をするのは難しいもの。
最近増えてきている「直線刃」の爪切りが◎。「巻き爪用」と銘打っているものも!
東銀座ウェルズクリニック
DATA
ロート製薬がバックアップする保険医療機関。皮膚科・形成外科・美容皮膚科。
「女性のための爪専門外来」もメニューによって保険診療あり。
毎週水曜日は「爪と足の特別外来」として整形外科医が診療を担当。
東京都中央区銀座3-13-11 銀座芦澤ビル2F
電話:03-3542-3737
診療時間/11:30~15:00、16:00~19:30
(土・日曜9:30~12:30、13:30~17:30)
休診日/祝日、隔週日曜 完全予約制
次回は、東銀座ウェルズクリニック「女性のための爪専門外来」のメニューを例に、最新の巻き爪矯正治療についてご紹介します。
イラスト/かくたりかこ 構成・原文/蓮見則子