さまざまな対処法で更年期を乗りきっている素敵女医たち。
あなたはどんな方法を選びますか?
今回はプラセンタ療法を取り入れている先生たちのお話しです。
プラセンタ療法とエクオールで現状維持
田中亜希子さん Akiko Tanaka
46歳・美容外科・美容皮膚科
あきこクリニック
「42歳から不眠の症状が始まり、
44歳で抑うつ状態を経験。
45歳の一時期には、重度の肩コリに悩まされました。
更年期対策として実践したのは、
プラセンタ療法(注射、サプリメント、ドリンク剤)と、
エクオールのサプリ、エクエルの服用です。
残念ながら、まだ不眠は改善していません。
もちろんHRTの効果は理解しているものの、
乳がん・子宮がんのリスクを考えると抵抗があり、
治療を躊躇しています。
漢方も効くものがあれば試してみたいのですが、
当分は現状のまま、
サプリなどの服用だけで様子をみるつもりです」
プラセンタ療法ではっきりした効果が
坪内利江子さん Rieko Tsubouchi
53歳・皮膚科・美容皮膚科
銀座スキンクリニック
「イライラ、疲労感、腰痛などが始まったのは48歳から。
私はプラセンタ療法(注射、点滴、内服薬)を取り入れていますが、
体質に合っているようで、効果がはっきり出ています。
多忙時には点滴か多めの内服を心がけ、
疲労対策には就寝前に即効性のあるVC2000㎎のサプリを服用。
特におつき合いでお酒を飲んだ日や、
風邪ぎみのときに効果を実感しています。
また、アロマテラピーでメンタルを整えているほか、
パーソナルトレーナーの指導のもとでのストレッチと、
コアの筋肉を鍛えることで腰痛を解消しました」
プラセンタ入りジェルで口腔内マッサージ
丹羽祐子さん Yuko Niwa
53 歳・歯科
橋本歯科医院
「更年期症状のひとつに、唾液の分泌の減少があります。
分泌が減ると、舌が痛くなったり味覚に変化が生じたりします。
〝プラセンタ入り口内マッサージ専用ジェル〞で
歯肉と唇の間を押すように優しくマッサージすると、
唾液の分泌が促されて口の中が潤い、鼻もすっきり。
唾液と自律神経の関係から気分も落ち着き、
よく眠れるようにもなります。
また口の粘膜にはたくさんのツボがあることから、
口腔マッサージで体の内部も元気になるというメリットも。
若返りホルモン(唾液に含まれている)も出るため、
よく嚙むことと併せて行うとさらに効果的です」
口腔内のための、マッサージ用プラセンタジェル。
口腔内への注射や、皮下への注射が苦手な人にもおすすめです。
CL line オーラルバランスジェル¥1,800/橋本歯科医院
撮影/小松勇二 取材・原文/上田恵子