野菜スープを飽きずに食べるには、野菜以外の食材や調味料がポイント。味に変化がつき、栄養価もアップします。管理栄養士の美才治真澄さんが、ヘルシーでおいしいスープレシピを提案してくれています。今回は、塩ダラの旨味が野菜スープに深みをプラス。
レシピを教えてくださったのは・・・
美才治真澄さん
Masumi Bisaiji
フードコーディネーター、管理栄養士。大学卒業後、香川栄養専門学校に入学し、卒業後は管理栄養士の荒牧麻子氏に師事。ヴィーガンカフェ「cafe eight」のフードディレクターを経て、現在、企業やメディアに向けたメニュー提案、栄養指導などを中心に活動
塩ダラの旨味がきいただしが絶品
「タラと野菜のスープ」
●材料(2〜3食分)
- タラ切り身(甘塩)……2切れ
- パプリカ(赤)……1/4個
- キャベツ……1枚
- かぶ……中1個
- かぶの葉……4本分
- じゃがいも……1個
- ディル……4本
- 塩漬けケイパー……小さじ2
- 水……400㎖
●作り方
- 1.タラは1切れを3〜4つに切る。パプリカはヘタと種を除き細切りに。キャベツはざく切り、かぶとじゃがいもは皮ごと2㎜程度の輪切り、かぶの葉は小口切り、ディルはちぎる。ケイパーは塩を軽く落として粗く切る。
- 2.鍋に水、塩漬けケイパーを入れて煮立たせ、パプリカ、かぶ、じゃがいもを入れてふたをし、弱火で15分ほど煮る。
- 3.②にタラ、キャベツ、かぶの葉、ディルを入れて5分煮る。
●栄養のポイント
タラは低脂肪で消化のよいタンパク源。パプリカは野菜の中でトップクラスのビタミンC含有量。かぶは栄養が多い葉も使用。
撮影/三木麻奈 料理/美才治真澄 スタイリスト/西崎弥沙 取材・原文/和田美穂