今回は、巻くだけのかんたん春巻きを。フライパンに1センチほどの油で揚げ焼きします。教室で大人気だったレシピ。そのままの形を活かしてスティック状に仕上げます。
アスパラと塩昆布の春巻き
国産のアスパラが出回ってきました。これから5月末ごろまで、主産地が、九州から北海道へと駆け上がっていきます。ゆでてよし、蒸してよし、炊き込みご飯やスープにもよし、の万能野菜。新緑を思わせる色で、食卓にあると、春から初夏を強く感じさせてくれます。
穂先が閉じていて、茎がパツンと張っているみずみずしいものを選んでください。しわしわNGです。
おなじみのアスパラギン酸はアミノ酸の一種で、疲労回復成分が含まれ、新陳代謝を促すと言われています。うまみもあるので、そのまま食べても満足感があります。またアスパラはゆでても、ビタミンが抜けにくいのもうれしいところ。
巻くときにひと手間、切り目をいれておくと食べやすいです。
おつまみにも最高で、塩こぶの代わりに、梅干しや醤油をまぶしたかつお節でも。もちろんチーズをプラスするのもおすすめです。
材料 (2人分 ・6本)
アスパラ 6本
春巻きの皮 6枚
塩昆布 10g(好みで加減してください)
植物油 フライパンに1センチほど。
作り方
1. アスパラは4等分する。春巻きの皮の上に、アスパラを1本分、つなげるように置く。塩こぶをぱらぱら全体にのせる。
2. すこしずらして半分に折る
3.くるくると巻き、巻き終わりに水をつけて止める。
4. フライパンに植物油を入れて中火にかける。春巻きの皮の端を入れてふわっとすぐに揚がる状態(170度くらい)になったら、2を並べて揚げ焼きする。返しながら、全体がきつね色になれば完成。油を切って皿に盛る。
※春巻きの皮はざらっとした方が内側。
※巻き終わりは水でくっつきます。(うまくいかない場合は、小麦粉1:と水2をまぜた糊を作ってくっつけてください)
※塩昆布で味はついていますが、好みで塩をふったり、レモンを絞って。
※フライパンが小さめで、長いまま揚げ焼きできない場合は、アスパラと春巻きの皮、ともに半分に切って巻いてください。
簡単美味しい一品で、おうちごはんをより楽しく!