味噌でコクとうまみを加えた肉だねを、ピーマンに詰めて、塩昆布と酒で蒸し煮する、かんたんなのに滋味深い1品をご紹介します。
肉詰めピーマンの塩昆布煮
ピーマンに多く含まれるβ-カロテンは抗酸化作用があり、免疫力を強化するとも言われています。ビタミンCも豊富で風邪予防にも。価格も安定していますから、家計の味方でもあります。
ところで肉詰め、いつもどうしていますか?おススメがこの料理のように、ヘタをとって、肉だねを頭から詰めていくやり方。ピーマンと肉が離れることもなく、肉の旨みも逃がしません。
塩昆布を調味料代わりに使って旨みをプラスした煮汁は、最後にとろみをつけて昆布ごといただきます。できれば、昆布のおいしさがひきたつ、化学調味料無添加の塩昆布を選んでください。
材料(2人分)
ピーマン 4個
★豚ひき肉 120g (豚、鶏お好みで。写真は豚の粗めのひき肉です。鶏ひき肉で作ると柔らかい仕上がりになります。)
★味噌 小さじ2
★片栗粉A 小さじ1
*塩昆布 10g
*水150ml
*酒 大さじ2
片栗粉B 小さじ1/2
作り方
1.ピーマンはヘタを取り、写真のようにヘタのなり口以外の部分はこまかく切る。
2.ボウルに、細かく切ったほうのピーマンと★を入れて、よく混ぜる。
3.ピーマンの上から2をつめる。先端まで肉だねがはいるようにぎゅぎゅっと押しながら詰めるとよい。
4.フライパンに3を並べて、*を入れる。ピーマンが半身浴の状態になればよい。蓋をして中火にかけ、6、7分蒸し煮する。
5.汁気が1/2くらいになったら、火を止め、ピーマンを器に盛る。残った煮汁が人肌まで冷めたら、片栗粉Bをふりかけまぜ、再び火にかけてとろみがついたら、昆布ごとあんかけ風にピーマンにかける。
※肉詰めピーマンは少し冷めている方が美味しいです。あんは熱々を。
簡単美味しい一品で、おうちごはんをより楽しく!