HAPPY PLUS
https://ourage.jp/food/forties-recipes/327835/

体にいい作り置き「トマトの塩麹漬け」/善玉菌を育てる発酵パワーレシピ

日本古来の発酵調味料「塩麴」には、腸の善玉菌を育てる発酵パワーがあります。手近なミニトマト、玉ねぎに塩麹を合わせるだけで完成の、簡単腸活レシピをご紹介します。

塩麹×玉ねぎのオリゴ糖で腸活。スープやサラダ、炒め物にも!
トマトの塩麹漬け

トマトの塩麹漬け

●材料(作りやすい分量)

  • ミニトマト……200g
  • おろし玉ねぎ……大さじ2
  • 塩麹……大さじ2
  • オリーブオイル……適量

 

●作り方

  • 1. ミニトマトはヘタを取り、ヘタのところに竹串で穴をあける。
  • 2. すべての材料を混ぜ、保存容器に入れて保存する。ひと晩おいたくらいからおいしく食べられる。冷蔵庫で4~5日保存可能。

 

善玉菌を育てる発酵パワーは展開できる作り置きで!

●日本古来の発酵調味料でおいしく手軽にコツコツ腸活

腸内環境を整える食品といえば発酵食品。含まれる乳酸菌やビフィズス菌は、生きて届くか? が話題になりますが、生きたものも死んだものも腸内環境を整えます。また、発酵の過程で作り出されたさまざまな成分も健康に役立ちます。これらがとれる食品といえばヨーグルトだけでなく、味噌や塩麹などの日本の伝統的な発酵調味料も。1回の摂取量は少なくても、毎日とりやすく、その発酵パワーは十分に体によい影響を与えてくれます。

 

外からも中からも、合わせ技で善玉菌を元気に!

腸内の善玉菌を増やすには、食べ物からダイレクトに有用菌をとるプロバイオティクスと腸内の善玉菌を育てるプレバイオティクスを組み合わせるとより効果的です。

●プロバイオティクス

一般に乳酸菌やビフィズス菌は、腸に到達する前に胃酸などによりその活性を失いますが、プロバイオティクスと呼ばれる麹菌などは生きて腸内で活動し、善玉菌を増やすなど有用な活動をします。ただしこうした菌も定着することはなく一定期間活動後、活性を失って排出されます。

●プレバイオティクス

善玉菌のエサとなって腸の働きを活性化します。オリゴ糖や食物繊維のほか、乳酸菌やビフィズス菌の死菌もこれにあたります。なお、善玉菌のひとつである酪酸菌は食べ物からの摂取が難しいため、エサとなる水溶性食物繊維をとることが酪酸菌を増やす有効な方法です。

 

レシピを教えていただいたのは

大島菊枝
大島菊枝さん
フードコーディネーター
公式サイトを見る

東京農業大学卒業。管理栄養士専攻。研究職(大豆イソフラボン研究)に就いた後、飲食店勤務を経て独立。ヘルシーかつおしゃれなレシピが人気。著書に『朝ごはんはすごい 一生太らない食べ方習慣』(ワニブックス)ほか

 

 

撮影/神林 環 スタイリスト/洲脇佑美 料理/大島菊枝 監修/川本 徹 構成・原文/瀬戸由美子

MyAge

大人のからだバイブル vol.2 「痛み知らずの体になる!」

OurAgeの人気記事が1テーマムックに!
何度も読み返せる保存版OurAgeです。

MyAge
試し読み Amazon Kobo 7net

この特集も読まれています!

子宮筋腫特集~症状から治療まで
フェムゾーンの悩み解決
ツボ・指圧で不調を改善
40代からでも「絶対痩せる」
広瀬あつこさんの「若返りメイク」
閉経の不安を解消

今すぐチェック!

特別ステップアップセット!モイスチャークリーム 1×3本が付いてさらにお得なセットが販売中!

特別ステップアップセット!モイスチャークリーム 1×3本が付いてさらにお得なセットが販売中!

PR
<前の記事

<前の記事
第11回/「きのこのデュクセル風」食物繊維たっぷりの時短レシピ

次の記事>

次の記事>
第13回/「トマトの塩麹漬け(作り置き)」を使った「ココナッツチキンカレー」/善玉菌を育て…

この連載の最新記事

「干ししいたけと豆腐、卵のスープ」腸のぜん動運動を促す朝スープレシピ

第21回/「干ししいたけと豆腐、卵のスープ」腸のぜん動運動を促す朝スープレシピ

「梅ごぼうオートミール粥」おいしく短鎖脂肪酸を育てる腸活レシピ

第20回/「梅ごぼうオートミール粥」おいしく短鎖脂肪酸を育てる腸活レシピ

「丸ごと玉ねぎのコンソメスープ」腸のぜん動運動を促す朝スープレシピ

第19回/「丸ごと玉ねぎのコンソメスープ」腸のぜん動運動を促す朝スープレシピ

この連載をもっと見る

今日の人気記事ランキング

今すぐチェック!

OurAgeスペシャル