今回は、クリスマスにも大晦日にも、そして新年にも、万能で作りやすい“ごちそう”感のある1品、スペアリブレシピをご紹介します。
スペアリブの赤ワイン&プルーン煮
もう12月、今年もあっというまに過ぎてしまった、そんな気がしています。もう街はすっかりホリデーシーズンですね。
こういうときの主役はスペアリブ。骨付きを使うことで豪華に仕上がりますが、豚スペアリブなら求めやすく、作りやすいと思います。
プルーンと赤ワイン、隠し味にバルサミコを加えて、フライパン一つで作ることができる、こっくりした煮込みです。
豚肉は疲労回復にお勧めの栄養素、ビタミンB1が豊富。
特に玉ねぎやニラなどアリシンという栄養素を持つ食材と組み合わせるのがおすすめです。アリシンがビタミンB1の吸収率を高める働きを持っているから。
またクエン酸を一緒にとるのも有効です。クエン酸は、筋肉の中に溜まった“お疲れ物質=乳酸”の除去を促進してくれるそう。今回は、玉ねぎと合わせて、バルサミコ酢をプラスしました。まろやかな酸味はワインにもぴったりです。
そしてビタミンBは、糖質を代謝するためにも欠かせません。ダイエット中の人や糖質を多く含むアルコールが好きな人は意識してとりましょう。
同じように豚肉に多く含まれるビタミンB12は、睡眠のリズムや自律神経の乱れを整えてくれると言われています。
年末にむけ、楽しいことも多くなりますが、一方で疲れもたまりやすく、生活のリズムも乱れがちです。
年末年始のお休みに入ったら寝込む・・なんてことがないように、上手に食べて乗り切りましょう。
材料(作りやすい分量)
スペアリブ:6本(500g)
玉ねぎ:1個(あれば新玉ねぎが辛みがやさしくてよい。その場合は小さめのものを1個)
ドライプルーン:8粒
塩:小さじ1/2
*赤ワイン:200ml
*バルサミコ酢:大さじ1
*醤油:大さじ2
植物油:小さじ2
作り方
① プルーンをかぶるほどの湯につけ5分ほどおく。玉ねぎは半分に切り、くし形で1cm幅に切る。
② スペアリブに塩を揉みこむ。少し深さのあるフライパンに(3~4cm)植物油を入れて中火にかけ、スペアリブを並べ、表面に焼き目がつくまで焼く。全体がこんがり焼けたら、片側に寄せ、玉ねぎを加える。
③ 玉ねぎがしんなりしてきたら、玉ねぎの上にスペアリブをのせる。
④ プルーンを手でちぎって加え、*も加えてふたをして火を弱め、20分ほど煮る。
完成!あれば、ピンクペッパーをふる。
簡単美味しい一品で、おうちごはんをより楽しく!