炒めているときに立ちのぼるカキの香りが至福。小松菜はシャキシャキ食感が残るよう手早く加熱して。
カキと小松菜のオイスターソース炒め
●材料(2人分)
- カキ……200g
<A>
- しょうがのしぼり汁・酒……各大さじ1/2
- 小麦粉……適量
- 長ねぎ……1/2本
- にんにく……1片
- 干ししいたけ……4枚
- 小松菜……200g
<B>
- オイスターソース……大さじ1
- しょうゆ……小さじ1
- 酒……大さじ2
- 油……大さじ1/2
●作り方
- 1. カキは塩水(材料外・適量)に入れてさっとふり洗いし、水気をきって、Aをからめておく。長ねぎは斜め薄切り、にんにくはたたいてつぶす。干ししいたけは水でもどし、軸を取ってそぎ切りにする。小松菜は長さ4~5㎝に切ってラップに包み、電子レンジ(600W)で2分加熱する。
- 2. フライパンに油を熱したら、カキの汁気を拭き取り、小麦粉をまぶしてはたきフライパンに入れる。両面をこんがりと焼く。
- 3. 長ねぎ、にんにく、干ししいたけを②に加えて炒め、香りが立ったら、小松菜、Bを加えてさっと炒める。
メンタル応援POINT
カキに多い亜鉛は「やる気ホルモン」 と呼ばれるドーパミンの合成に関与。不足すると気分の落ち込みの原因にも。
幸せホルモンを出す!
〜メンタル応援3つのカギ〜
1. タンパク質をしっかり。朝食での摂取を特に意識
1日の推奨摂取量は体重1㎏あたり1g(体重50㎏の人は50g)。最も効率よく利用される朝食は体重1㎏あたり0.4gを目標に。
2. ビタミンとミネラルで代謝・吸収をサポート
おもなビタミン・ミネラルはタンパク質食材に含まれていますが、ビタミンCは含まれていないので野菜などから摂取を。
3. 糖質控えめと食物繊維で血糖値の乱高下を抑える
糖質を多く含む主食(ご飯、パン、麺類)の量は控えめに。また、腸での糖の吸収を緩やかにする食物繊維を積極的に。
監修/姫野友美(心療内科医)
ひめのともみクリニック院長。豊富な心療内科の経験をもとに、オーソモレキュラー医学に基づいた栄養療法を指導。『心療内科に行く前に食事を変えなさい』(青春出版社)、『ストレス脱出レシピ』(主婦の友社)ほか著書多数
レシピを教えていただいたのは
家族の健康を考えた、おいしくてヘルシーで簡単なレシピが大人気。近年は更年期世代にフォーカスしたメニュー提案も多い。『藤井恵さんの更年期ごはん 心と体がラクになる食べ方の工夫』(世界文化社)など著書多数
撮影/神林 環 スタイリスト/洲脇佑美 料理/藤井 恵 監修/姫野友美 構成・原文/瀬戸由美子