ボンジョルノ!こんにちは、水ソムリエ&水鑑定士の竹村和花です。
今日は、秋から冬の時期に始めたい水分補給について紹介します。
おこもり生活が続く中、状況に合わせたお肌の乾燥対策としてお役立て下さい。
<秋から冬の体内環境>
まだ温かい日もありますが、朝晩は気温が下がり過ごしやすくなる日が増えましたね。
長雨と猛暑に苦しめられただけに、この天気だけで心が軽くなります。
気を付けたいのは、この季節の変わり目。
気温が下がると過ごしやすくなり、今までのように水分を摂ることを忘れてしまいがちです。
カラダは、入ってくる水の量に合わせて身体から出ていく水の量を調整する能力を持ってはいます。
ですが急に水分補給がストップされると、対応しきれずに様々なトラブルの原因となります。
水分補給を怠って、夜中に足がつる…なんてこともありがち。
睡眠時の足の痙攣は、カリウムなどのミネラル不足や水分不足が主な原因と考えられています。
この時期ならではの、体内環境における水不足。
季節が涼しくなっても、カラダの中の体内リズムが秋冬の気候に適応するまでは今まで通りしっかり水分を補給して行きましょう。
<ゆらぎ肌を支える水分と代謝力UP>
さて、季節の変わり目、お肌も夏の日差しに対応し、少し硬く丈夫になった皮膚から白い柔らかな肌へと生まれ変わってゆきます。
こんな時に必要となるのが、十分な水分補給とお肌の生まれ変わりを内側からサポートする栄養やミネラルです。
特に水分補給や代謝力のUPは潤いのある素肌を生み出す上ではとても大切。
高価な保湿クリームに匹敵するくらいの効果が期待できるので、ぜひ重点的にトライして頂きたい部分です。
効果的な代謝力UPにはいくつか方法があります。
手軽にトライできるのは、入浴によって体の深部体温を上げてあげること。
38~39℃のぬる湯で長湯(10分)、というのがリラックス効果もありおすすめです。
もう1つは、早朝や夕方のウォーキングといった軽い運動です。
特に早朝の朝日を浴びてのウォーキングは、幸せホルモン・セロトニンを出させる効果もあります。
ここでプラスして頂きたいのが、水分補給のタイミングと方法です。
ポイントは、入浴する前やウォーキングを始める前にしっかり水分をとっておくこと。
そうすることで、体内に溜まった老廃物の排出をスムーズにし、細胞の内側に新しく新鮮な水分を取り込む準備ができるのです。
運動を始めたら、途中15~30分おきにはカップ1杯くらいの水分を補給していきましょう。
入浴の場合も同じで10分の長湯を終えたら、まずカップ1杯くらいの水分を補給し、以降は15分~30分おきに水分補給をしてみて下さい。
翌日のお肌の張りがまるでちがうことに驚きます。
<肌の生まれ変わりをサポートする栄養と代謝力>
お肌の生まれ変わりをサポートするには、代謝をUPするだけでなく美肌を生み出す栄養素を口から入れることも大切です。
野菜や果物にはビタミンもミネラルもたっぷり含まれていますので、できれば効果的な生の状態で酵素を摂りこんでいきたいものです。
軽い運動の後おすすめなのが、トマトベースのガスパチョ。スペインのアンダルシア地方を発祥とする冷製スープです。
自宅で現地の味を再現するのも、ごく簡単。野菜を煮込む必要もありません。すべての具材を入れてミキサーやハンドブレンダーでペースト状にするだけ、という手軽さも魅力です。
味の決め手となるのはフルーティーなビネガーとニンニク。酸味とニンニクのピリ辛感を効かせるのがポイントです。
【レシピ】2人分
・トマト・・・・・・・1個(約130g)
・きゅうり・・・・・1/4本
・赤パプリカ・・・20g
・玉ねぎ・・・・・・・15g
・食パン・・・・・・・1枚
・すりおろしニンニク・・・・・小さじ1/3~1/4
・トマトジュース・・・・・・・・・150~180ml
・水・・・・・・・・・・50ml
・オリーブオイル、塩、胡椒、ビネガー
<作り方>
①トマト、きゅうりのヘタを取り、赤パプリカはヘタやワタ、種を取って、すべて一口大に切ります。
②トマトジュース、水、すりおろしニンニクを加え混ぜ合わせ、そこに一口大に切った野菜を入れて混ぜ合わせ、ラップをして10~15分冷蔵庫で漬け置きます。
③ミキサーに入れ滑らかになるまで攪拌し、ボウルに移します。
④オリーブオイル、塩、胡椒、ビネガーで味を調え、ラップをして冷蔵庫で1時間ほど冷やせば完成です。