枝ごと束ねたフサフサの紫蘇が、飛ぶように売れるファーマーズ・マーケットの朝
夏のファーマーズマーケットのお楽しみの1つに、紫蘇があります。SHISOと言えば、こちらでは主に青紫蘇。日系食料品店では1年中買えるのですが、10枚セットで1ドル台半ばから後半だったのが、昨今のインフレで2ドル台後半に! しかも、鮮度がちょっと、という時があるのですよね。
それが、夏のファーマーズマーケットで売られている紫蘇は、何10枚と葉っぱがついている大きな束が4ドルと超お得! 鮮度も抜群! ただ、朝早く行かないと売り切れてしまいがち。朝9時までに行けば大丈夫ですが、9時半過ぎて売り切れていたことがありました。紫蘇は、ニューヨーカーに人気のようです。
この日は早起きして撮影! 札にもあるように、ニューヨークでは、shisoで通じます! 赤紫蘇も見られます
紫蘇には、抗酸化作用と免疫力を高める力があるベータカロテンが、野菜の中でも一番というくらい多く含まれています。肌と粘膜の健康を保つビタミンA、ナトリウムによる血圧上昇を抑制するカリウムも豊富! 鉄と亜鉛も、野菜の中では比較的含んでいます。そんな栄養の宝庫の紫蘇、レパートリーを増やして、どんどんいただきたいですね。最近私が試してみて、これは美味しい! と思った食べ方をご紹介したいと思います。
美味しいオリーブオイルとお酢で、シンプルサラダ
まずは簡単なサラダ!トマトとキュウリを合わせただけのシンプルなサラダに、紫蘇。通常の食卓なら、紫蘇であればごま油と醤油のドレッシングを合わせたり、オリーブオイルならバジルを合わせそうなところ、あえて刻んだ紫蘇とオリーブオイルのドレッシングの組み合わせにしてみたら、思った以上に相性がよく、夏にピッタリの爽やかサラダができました! 味付けは、塩胡椒とオリーブオイル、米酢。お酢は、アップルサイダービネガーやホワイトバルサミコビネガーでもいいと思います。このオリーブオイルとお酢とのハーモニーが決め手なので、ぜひ美味しいものを選んでください!
紫蘇の香りがさっぱりしているので、暑くて食欲ないときでも、これなら食べられます
簡単にできるシイタケのグリルにも、トッピングで感動する美味しさに!
こちらは、生シイタケをグリルしたものに、千切りにした紫蘇をのせただけなのですが、これも感動する美味しさでした!生シイタケは石づきをとり、塩胡椒してオリーブオイルをまぶします。グリルパンで2~3分焼いて、ひっくり返して反対側も同様に焼きます。軽く焼き目がつく程度まで焼いたら、お皿に並べて、千切りにした紫蘇をのせます。グリルパンがなければ、フライパンでつくってみてください。本当に簡単で美味しいんです! ビールもワインもあいそうです!
紫蘇の葉とオリーブオイルはとてもよくあいます! 生シイタケも、オイルをまぶすと水分が抜けず、ふっくらと焼き上がります
紫蘇の醤油づけを料理に生かすと、アクセントになって、また美味
紫蘇の葉の醤油漬けをつくられる方、みなさんの中にもいらっしゃると思います。炊きたてのご飯にのせたり、あとは冷ややっこにのせたり、美味しいですよね! こちらは醤油漬けにした紫蘇をはさんだポークピカタです。私は醤油にごま油とみりんをほんの少し混ぜたものに、紫蘇の葉を漬けます。タッパーに紫蘇の葉を入れたら何度かひっくり返し、上にラップをのせてよく漬かるようにして、数時間から1日漬けておきます。
薄切りの豚肉に醤油漬けの紫蘇の葉を入れて巻き、溶き卵を全体にからませて、オリーブオイルをしいたフライパンで上下焼きました。すでに醤油味がついているのでこのままでも美味しいのですが、お皿に盛り付けてから千切りにした生の紫蘇の葉をトッピングすると、見た目がきれいです。
私は毎月テーマを決めて、美容食のお食事会をNYで開催しているのですが、今月のテーマは「夏の和食」。その時にこのお料理をお出ししたら、「特に印象に残り、また食べたい!と思った」と参加者の方からフィードバックをいただき、とても嬉しかったです。
醤油漬けの紫蘇のアレンジレシピ。生の紫蘇とダブルで味わいが深まって、見た目だけでなく味も美味しいです!
紫蘇の保存方法ですが、私は枝についたまま水で洗った後、広口の空き瓶に枝ごと、葉先が瓶の底にいくようにして挿し入れ、ひっくり返して瓶の口を下にして冷蔵庫に立てておきます。今まで試した中では、これが一番日持ちすると思います。よかったらお試しくださいね。