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マーケットで大量購入したローズマリーを3つの大人レシピに!

杉本佳子

杉本佳子

杉本佳子
ファッションジャーナリスト兼美容食研究家
1988年よりニューヨーク在住。1989年よりファッションジャーナリストとしてファッション、ファッションビジネス、小売りビジネスについて執筆。2013年より美容食研究家としても活動し始め、ブログ「YOSHIKOlicious Beauty」とインスタグラムを通じて、美肌効果の高い食材をなるべく使い、美味しくて見た目がお洒落な料理紹介している。見た目がきれいだと気分が上がり、食べて美味しいので嬉しくなり、美容と健康にいいのでさらにハッピーになる「3回ハッピーになる料理」がモットー。ファーマーズマーケットなどで買う生命力のあるオーガニックの食材をなるべく使う。食材の意外な組み合わせでも定評がある。

連載「負けない、メゲない。60代「NYでパートナー探し」の道」の関連トピックに特化した発信をThreadsでやっています。興味をもっていただける方は、是非フォローしてくださいね!

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使い切れないローズマリーは冷凍保存で活用!

 

ニューヨークの9月のファーマーズマーケットは、野菜もお花も夏と秋が入り混じる、お得な時期になります。ハーブ類もまだまだ新鮮なものがいろいろ手に入ります。私が特に使う頻度が高いハーブはローズマリー。ローズマリーは、抗酸化作用の強いポリフェノールを豊富に含んでいます。ローズマリーはスキンケア用品にも使われることがありますが、なるほどですよね。

 

ローズマリーに含まれているポリフェノールの一種、ロスマリン酸は不安をやわらげる作用ももっているそうですが、確かに料理にローズマリーを使って部屋の中にローズマリーの香りが漂うと、なんだか落ち着いた気分になります。抗炎症作用やアレルギー症状を引き起こすヒスタミンの放出を抑制する作用、血行を促す働きもあるそうで、たくさんの効能が期待できます。

ローズマリー

4ドルの束は、とても使いきれないくらいの量があります

 

ファーマーズマーケットで売っているハーブはスーパーマーケットのより新鮮なのですが、「いくらなんでも使いきれない!」と思うほど、一束の量が多いんです!そこで先日、冷凍してみました。小分けしたローズマリーを洗って、ペーパータオルで水気をよくとります。これが一番肝心で、水気をよくとっておかないと、いざ使う時に黒っぽくなっていてがっかりすることになります。

 

ちょっとしつこいくらい水気をよくふいてから、ジップロックに入れてくださいね。そうすれば、2~3週間たっていても、きれいな緑色のまま使うことができます。なお、ジップロックから取り出す時は、必要な分だけ出してすぐに冷凍庫に戻し、出したローズマリーも即座に使うことをお勧めします。

ローズマリー 冷凍したもの

水気をしっかりとって冷凍することが肝心です

 

ハーブの中でも冷凍に特に向いているのはローズマリーだと思います。例えば、三つ葉も同様に冷凍可能ですが、使う時にどうしてもべちゃっとした感じになってしまいがち。葉の面積が少なく、厚みのあるローズマリーはべちゃっとした感じにならないので、冷凍保存と好相性なハーブといえるでしょう。

 

では、私が冷凍ローズマリーを使ってつくった料理をご紹介します。

 

まず、大量消費もしたいのであれば、ローズマリーを使ったグリルドチキンがお勧めです。鶏むね肉は片側に斜め格子の切り込みを入れます。そこに塩胡椒をして、凍ったままのローズマリーをあちこちにはさみ、レモン汁とオリーブオイルをかけて、摂氏225度のオーブンかオーブントースターで20分焼きます。私はトレイにくしゃくしゃにしたアルミホイルをしいて、焼いています。

 

焼けたらローズマリーをすべて取り除き、サイコロ状に切ったトマトをのせ、さらに新たに粗みじん切りにしたローズマリーをぱらぱらっと散らして出来上がり。お好みで、食べる時にオリーブオイルを少しかけてもいいでしょう。

 

レモンのおかげで、むね肉とは思えないくらい、中はしっとりジューシー!ローズマリーは焼くとどうしても黒っぽくなりますので、食べる時ははずして新たに刻んだローズマリーをかけ、トマトを加えることできれいな色を楽しめます。

ローズマリー効かせたグリルドチキン

凍ったままのローズマリーは、キッチンバサミで切って散らしてもいいですよ

 

次は、「大人のためのポテサラ」。

じゃがいもは皮をむき、塩を入れたお湯でやわらかく茹でます。茹で汁を流し、火にちょっとかけて、水気を完全に断ち切りましょう。厚いうちに塩胡椒、マヨネーズ、刻んだ茹で卵とアンチョビ、そして刻んだローズマリーを混ぜました。ローズマリーはちょっと多めがおいしいと思いますが、お好みで調整してくださいね。アンチョビとローズマリーを入れることで、ワインのお供にもピッタリの1品になります。

ローズマリー入り大人のポテトサラダ

食べ始めたら一気になくなるシンプルなポテサラです

 

ローズマリーを刻んでドレッシングに混ぜてサラダに使うというのも、もちろんアリです。でもそれだけではちょっとありきたりな感じがして、刻んだローズマリーとケイパーとマスタードを混ぜて、ざくざくと切ってみました。それを半分に切ってヘタとタネをとってローストしたパプリカに混ぜました。

 

パプリカは摂氏225度で20分くらいローストし、手でさわれるくらい熱がさめたら皮をむける範囲でむきます。それを縦に6~8当分したものに混ぜてみました。ケイパーの塩辛さがかなり強いのですが、加熱して甘みの増したパプリカと一緒ですと、ちょうどバランスがとれてとってもおいしい!「大人の温野菜サラダ」という感じになりました!

ローズマリー 大人の温野菜サラダ

塩胡椒はなしで。肉または魚料理の付け合わせにも使えます

 

 

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