ビタミンE豊富なオリーブを使った料理で、クリスマスを盛り上げて!
クリスマス、もうすぐですね~♪
クリスマスはやっぱりちょっと華やかなお料理をつくって気分を上げたいもの!
そんな時に重宝するもののひとつが黒のオリーブです。黒のオリーブは通常、Kalamata olivesの名前で売られていて、種なし(英語ではpittedと言います)と種入りがあります。
オリーブはスーパーマーケットや特定の食材屋さんで量り売りで買えますが、ファーマーズマーケットでオリーブ専門のベンダーさんを見かけることもあります。
ホールフーズマーケットのオリーブ売り場は、欲しい分だけ自分でとるセルフサービス型。
オリーブは、強い抗酸化作用のあるビタミンEが豊富!悪玉コレステロールを減少し、便秘に効果的と言われているオレイン酸も多く含んでいます。カルシウムの含有量も比較的多いので、塩分のとり過ぎに気をつけながら、うまく食生活に取り入れたい食材です。色は黒とくすんだグリーンが一般的。リトルイタリーの食材屋さんでは赤や黄色、明るいグリーンのオリーブも見かけます。
種は入っているものと入っていないものがあります。以前、リトルイタリーの食材屋さんに種ありのオリーブしかなかった時、「種なしはないの?」と聞いたら、「種が入っているオリーブの方がおいしい」と言われたのですが、やっぱり種なしの方が使いやすいし食べやすいので、つい種なしを買ってしまいます。色は黒がアクセントとして使いやすいので、色の濃い黒を選ぶようにしています。
黒オリーブとスモークサーモンのピンチョス
クリスマスのおもてなしに花を添えてくれるピンチョスは、黒オリーブを使うのにうってつけ!プチトマトやキュウリ、チーズの他、焼いた海老などが使えますが、いろいろ試した中で、見た目もきれいでちょっと手をかけたように見えておいしいのはこちら。
きゅうりはピーラーで縦長に薄くスライスします。柔らかく熟したアボカドはマッシュしてレモン汁少々をかけ、塩胡椒も少しずつ混ぜます。細長いキュウリのスライスを広げたら手前にマッシュしたアボカドを小さじ1くらいのせ、さらにスモークサーモンを同量くらいのせてくるくると巻いていきます。
ピックに黒オリーブをさし、きゅうりの巻き終わりにピックをさせばできあがり。スモークサーモンは値段によって味の差が大きいので、ちょっといいものを使うことがおすすめです。クリスマスのアペタイザーに是非ほしい、彩りのきれいなピンチョスです。
フムス入りバゲットサンド
オリーブの黒が料理を引き締めてくれるのは、こちらのバゲットサンドイッチ。
バゲットは縦半分に切り込みを入れます。この時、下まで切らないでくださいね!
切り込みを入れたところにフムスを詰めます。小さく刻んだ赤パプリカをのせて、食べやすい幅に下まで切り分けます。切り分けた分それぞれに黒オリーブをのせます。
ここはやっぱり黒オリーブでないと!と思える存在感!クリスマスシーズンのランチにもむく1品です。
黒オリーブと芽キャベツとブドウのサラダ
サラダの具の1つとして黒オリーブを使うことも一般的かと思いますが、こちらの食材の組み合わせはちょっと珍しくて大人っぽいサラダになり、おすすめです。
芽キャベツはヘタのところ、汚れていたら少し切り落とし、縦に千切りにします。千切りにするとかなりかさが増えます。1人分なら5つもあれば十分です。水をはったボウルに入れて2~3回水を変えながら洗ってざるにあげておきます。
沸騰したお湯に塩を少し入れて芽キャベツを投入。1分くらい茹でたらざるにあげます。
そこに黒オリーブ、ブドウ、刻んだ胡桃を加え、胡椒、オリーブオイル、ビネガー、ほんのちょっとの塩を混ぜたらできあがり。
黒オリーブの塩味、ブドウの爽やかな甘みと酸味、芽キャベツのほのかな苦み、胡桃のコクが思いのほか合います!栄養価の高い食材ばかりですので、是非お試しください!
ビネガーはお好みのものでいいと思いますが、ここではシェリービネガーを使いました。芽キャベツのグリーンとの色の対比もきれいです。