OurAge世代の皆様~!
骨粗しょう症、気になりませんか?
息子が13歳のとき、富士山に登ってみたいと言い出し、「日本語がまともにできず、本格的な登山もしたことのない13歳の子をひとりで行かせるわけにいかない」と思って、日本に行く前の数ヶ月、ジムでマシーントレーニングをしたことがあります。
当時はお医者さんから骨密度を褒められました!
でも集中的にやったのはその時だけ(苦笑)。去年か一昨年、骨密度がとても低いと言われ、YouTubeを見ながら軽い筋トレをするようになっています。
もちろん、食生活も大事!骨に関する栄養素といえばカルシウム。カルシウムを多く含む食材としてよく知られているのは、骨ごと食べられる魚や乳製品ではないでしょうか。
でもカルシウムの他にも、カルシウムの吸収を助けるビタミンD、骨の質を高めるビタミンK、骨の形成に役立つマグネシウムも見逃せません!
今月は、その4つの栄養素をもつ食材を意識した組み合わせを考えてみました。気になる方、ぜひお試しください!
春菊とわかめの和洋折衷和え
茹でた春菊はビタミンKとカルシウム、わかめはマグネシウムとカルシウムを多く含みます。
意外性のある調味料であえてみましたが、予想以上においしくて、あっという間に食べてしまいました。
春菊は大きく2つかみ、塩少々を入れた沸騰した湯で茎がやわらかくなるくらい茹でてざるにとり、冷水をかけます。かなりかさが減りますので、その水気を絞った状態で、同じくらいの量のわかめをボウルに入れて混ぜます。
そこにオリーブオイルを回しかけ、アップルサイダービネガー(なければ他のお酢で)小さじ1/2、塩胡椒各少々、マグネシウムが豊富な粒胡椒小さじ1/2を加えて全体によく混ぜました。
これだけいただいても、何かの付け合わせにしていただいてもいいと思います。
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油揚げと納豆とほうれん草のフィンガーフード
油揚げはマグネシウムとカルシウム、納豆はビタミンKとマグネシウムとカルシウム、ほうれん草はカルシウムとビタミンKを含みます。
ほうれん草はさっとゆでて、納豆と混ぜます。
ほうれん草と納豆と同量くらいがいいと思います。私は醤油麹を入れましたが、なければ醤油を適量加えて混ぜてください。
油揚げはフライパンで両面、こんがり焼きます。
お皿において、真ん中のくぼみに納豆とほうれん草のミックスをのせます。
これをナイフで4等分に切ると、食べやすいです。
手でつまんで食べるのがお勧め。お酒やビールのおつまみにあうと思います。温かいうちにどうぞ!
焼きサーモンのパセリとカシューナッツのせ
サーモンはビタミンD、パセリはカルシウム、カシューナッツはマグネシウムを含みます。
サーモンは軽く塩をふりかけて15分ほどおいて、キッチンペーパーで水気をとります。ほんの少し塩、そして黒胡椒を全体にふりかけ、小麦粉を全体に薄くまぶします。
フライパンにオリーブオイルとバターを半量ずつ入れて、熱くなったらサーモンを入れて両面焼き、中まで火を通します。
焼いている間にパセリをみじん切りにし、キッチンペーパーで水気をとってから小さい器に入れます。パセリよりやや少ないくらいのカシューナッツを刻み、パセリに混ぜます。
サーモンがほぼ焼けたら皮がない方の面にレモン汁をかけ、その上にパセリとカシューナッツのミックスをのせます。1分くらいそのまま焼き続け、火を止めます。
盛り付けるとき、写真のようにスライスしたレモンを下にしくと、より見た目がきれい。
とっても簡単でおいしく、おもてなしにも向くと思います。