トロピカルなフルーツの代表的存在のマンゴー! 夏気分にさせてくれるフルーツですね! マンゴーはビタミンA、ビタミンE、葉酸を特に多く含んでいます。ビタミンAは皮膚と粘膜を健康に保つ手助けをしてくれますし、ビタミンEは抗酸化作用が豊富。葉酸は細胞の再生に役だつ栄養素です。
ニューヨークの店頭では、黄色、黄色と緑が混ざり合った色、グリーン、赤など、いろいろな種類のマンゴーが見られます。



ニューヨークの路上や地下鉄の構内では、切ったマンゴーを売るヒスパニック系の女性の姿をよく見かけます。

少し赤みがかかったマンゴーの皮をピーラーでむいていた女性に、マンゴーの選び方や食べ頃を聞いてみたところ、彼女は緑のマンゴーを買って、少し赤みがついてきたら使うと言っていました。皮が緑や赤でも、中はきれいなオレンジがかった黄色ですね!実際買って食べてみたら、甘くて美味しかったです!
ここではマンゴーを使ったおいしくて簡単な3品をご紹介します。
マンゴーとズッキーニの冷製スープ
暑くて食欲がない時でもこれなら食べられる甘いスープです。火も使わず、ブレンダーで混ぜるだけです。

マンゴー1つは皮をむき、果肉を切り取ります。マンゴーと同じくらいの量のズッキーニは皮をむき、白っぽい果肉の部分のみを使います。それぞれブレンダーに入れ、小さめ玉ねぎ1/8個、アップルサイダービネガー(なければ白ワインビネガーか米酢)、オリーブオイルを各大さじ1、バゲット(プレーンな味のもの)を4センチ幅くらい、塩と黒胡椒を各小さじ1/2、クミン少々、氷2〜3個入れてどろどろになるまでかき混ぜます。
氷を入れることで、適度な水分量を加えられるとともに、冷やさなくてもすぐに冷たいスープをいただけます。お好みでズッキーニ(皮付きでいいです)少々を細かく刻んでトッピングに使うと、アクセントになります。
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マンゴーのサラダ
マンゴーのサラダは彩りがきれい!家にある野菜、何を混ぜてもいいのですが、ここでは特にお勧めの組み合わせをご紹介します。

ぜひ加えてほしいのは、紫たまねぎ。細かく刻んで水にさらしてから混ぜます。マンゴーが甘いので、ちょっとピリッとした辛みを少し加えるとバランスがよくなります。そしてアボカドを加えることで、腹もちがいいサラダになり、パンがいらないくらい!炭水化物控えめにしたい時にお勧めです。他にはセロリ、トマト、ミントを入れました。ドレッシングはオリーブオイルとライムジュースと塩胡椒。ライムがなければレモン汁やお酢でもいいと思います。
カレー風味のチキン、マンゴー添え
インド料理のレストランに行くと、「マンゴーチャツネ」をよく見かけます。カレーなどスパイスの効いた料理に合うジャム状の調味料です。でもチャツネにしなくても、マンゴーだけでも十分美味しいですし、見た目におしゃれに盛り付けることが可能なんですよ!

鶏もも肉は塩胡椒とカレー粉をまぶして10分くらいおいておきます。その間に、マンゴーの皮をむき、1/2個を小さく刻んでおきます。
フライパンにオリーブオイルを薄くしき、鶏もも肉を入れて焼きます。皮がついていたら、皮面から焼きましょう。いい感じの焦げめがついてきたらひっくり返します。両面いい焦げめがついたら、上にマンゴーをのせ、さらにバルサミコビネガーを少し垂らして蓋をして、中まで火を通します。
中まで焼けたら、マンゴーをのせたまま皿に移し、上にみじん切りのパセリを散らします。パセリは刻んだ後、ペーパータオルに包んで水気を取っておくと、パラパラっとのせやすいですよ。チキンの茶色、マンゴーのオレンジ色、パセリのグリーンのコントラストがきれいで、おいしくて簡単なおもてなし料理になりました! ぜひお試しくださいね!


