名脇役を主役に! グリーンオリーブ&パセリのご飯
グリーンオリーブと言えば、ワインのおつまみやサラダのトッピングとしておなじみ。また、オリーブと聞くと、やはりオイルがまず頭に浮かぶという人も多いでしょう。いずれにしても、料理やお酒の名脇役といったところ。なかなか主役になることは少ない食材です。
ところが実は、グリーンオリーブにはアンチエイジング効果の高い成分が多く含まれているということをご存じでしょうか?
オリーブの実には、エイジングケアに欠かせない、ポリフェノールやビタミンEが豊富。どちらにも、老化の原因となる活性酸素を抑える働きがあり、老化予防&若返りに効果的と言われています。
また、悪玉コレステロールを減らす働きをもつオレイン酸を含みます。オレイン酸は細胞膜やホルモンの材料になるので、美肌効果も期待できそうです。
女性に不足しがちなカルシウムや鉄分も含むというのもうれしいですね。
ところで、オリーブの実にはグリーンオリーブとブラックオリーブの2種類がありますが、その違いをご存じでしょうか? 若い実がグリーンオリーブ、それが熟したものがブラックオリーブですが、若いグリーンオリーブの実にはポリフェノールがたっぷり含まれているそうです。
そこで今日は、アンチエイジング効果の高い成分豊富なグリーンオリーブをたっぷりといただけるレシピをご紹介しましょう。
組み合わせる材料はパセリ。グリーンオリーブ同様、やはりお皿の飾りになってしまうことが多いですが、これまたアンチエイジング効果の高い成分がぎゅっと詰まっています。
たとえば、パセリに豊富に含まれるβ-カロテンは、体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜を丈夫に保つ働きをし、肌のカサつきや肌荒れ改善に役立ってくれます。
また、β-カロテンには紫外線によって発生した活性酸素を無効化する働きがあります。パセリに多く含まれるビタミンCの働きと相まって、シミの原因になるメラニン色素の発生を抑制する効果もあります。
そのほか、ビタミンCにはコラーゲンの生成を助ける働きがありますので、肌のハリを保つほか、シワの予防・改善にも役立つと期待されています。
いつもは脇役……という、この2つの素晴らしい野菜をたっぷりといただける一品をご紹介します。
グリーンオリーブ&パセリのご飯
材料
ご飯 2合
グリーンオリーブ 15粒
パセリみじん切り 大さじ2
〇炊いたご飯に、みじん切りにしたグリーンオリーブとパセリを合わせ、ご飯に混ぜる。
このご飯はカレーやシチュー・ハンバーグなどの洋食によく合いますので、お試しを。
また、小さなおにぎりにすれば、パーティーでも喜ばれる一品に。