乳酸発酵と麹発酵。2大 テクを活用して、腸内美人 に
「簡単なのに本格派」の発酵食
添加物の心配がなく発酵食本来の健康パワーとおいしさを求める手作り派が急増中です。発酵食の代表、乳酸発酵漬物を使用したレシピをご紹介。
卵でささっと手早くごちそう風
きのこのオムレツ
きのこの歯ごたえと卵のふんわり感が楽しい! 加熱しすぎて卵が硬くならないよう注意を。
【材料(直径20㎝のフライパン1枚分)】
きのこの乳酸発酵漬け……120g(レシピは以下に)
赤ピーマン……1個
卵……3個
塩……小さじ1/4
こしょう……少々
オリーブオイル……大さじ1½
イタリアンパセリ……適量
【作り方】
- きのこの乳酸発酵漬けは汁気をきり、赤ピーマンはさいの目切りにし、混ぜ合わせる。
- 卵を溶きほぐし、塩、こしょうを加える。
- フライパンにオリーブオイルをひいて熱し、②の卵を流し入れ、大きく混ぜて全体に広げる。半熟状になったら①を散らし、ふたをして弱火で蒸し焼きにする。
- 仕上げにオリーブオイル適量(分量外)を回しかけ、イタリアンパセリをちぎって散らす。
乳酸菌と食物繊維のWパワーで腸活!
きのこの乳酸発酵漬け
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維をバランスよく含むきのこも美腸の味方!きのこの種類はお好みで。
【材料(作りやすい分量)】
きのこ(生しいたけ、しめじ、まいたけ、えのき、マッシュルームなど好みで)……500g
水……600㎖
自然塩……大さじ1~1½
【作り方】
- しいたけは石づきを取り、4等分に。えのきは根元を落として食べやすい大きさに切る。しめじ、まいたけは小房にほぐし、マッシュルームは半分に切る。
- ①を熱湯でさっとゆでて水気をきる。
- 分量の水に塩を加え、よく混ぜて塩を溶かす。
- 保存瓶に②のきのこを入れ、③を上から注ぐ。
- ふたを軽くのせて(完全に閉めない)1~2日室温においた後、ふたを閉めて冷蔵庫に入れる。
※保存瓶(この分量には1~1.2ℓのものが適する)は、必ず熱湯消毒を。大きいボウルに瓶とふたを入れて熱湯を回しかける。
※冷蔵庫で約2週間保存可能。
撮影/鈴木正美 スタイリスト/駒井京子 料理/荻野恭子 構成・原文/瀬戸由美子