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美と健康のカギ「オメガ3系オイル」とは?/Q&A①オイルを摂ると太るのでは?

かつては一般に「オイルは肥満の原因」というイメージがありました。だから「オメガ3系オイルが体にいい!」と聞いても、ピンとこないという人も多いようです。「そもそもオメガ3系オイルとは何か」「なぜとるべきか」など専門家であるYUKIEさんに詳しく聞きました。

 

YUKIE さん

美容オイルコンシェルジュ。米国医 学博士のもと、オイルセラピストの 資格を取得。オイル美容界のエキス パートとして「日本オイル美容協 会」代表理事も務める。著書に『読 むオイル事典』(主婦の友社)

 

 

 

 

Q オイルは太るから
できるだけ控えるべきでは?
A オイルは細胞膜を作り、体の調子を整えるなど、
全身の健康にかかわる大切な働きをします。

オイル、すなわち脂質は三大栄養素のひとつ。活動エネルギーになるほか、重要な機能がふたつあります。ひとつは、私たちの体を構成する60~100兆個もの細胞を作る働き肌、髪、内臓、血管を作る材料になります。そして、もうひとつが体の調子を整える働き。免疫システムや神経・ホルモンの働きをスムーズにしてくれます。つまり、オイルは私たちの健康維持に必要不可欠なものなのです。さらに、オイルには脂溶性ビタミンやポリフェノール類などアンチエイジングに役立つ成分も豊富です。

 

 

 

Q 数あるオイルの中で、なぜ
「オメガ3系オイル」がいいの?
A 体内で合成できない「必須脂肪酸」のひとつであり、
美と健康に役立つさまざまな機能を持つからです。

「オメガ3系オイル」とはオメガ3系の脂肪酸を多く含むオイルのこと。脂肪酸とはオイルを構成する成分で、ひとつのオイルは複数の脂肪酸で構成されます。そのひとつが「オメガ3系」。
α-リノレン酸や魚介類に含まれるDHA、EPAなどが「オメガ3系」に分類されます。「オメガ3系脂肪酸」は、体内で合成できないため、必ず食事からとる必要のある「必須脂肪酸」です。細胞を柔軟にして肌や血管を若々しく保つ、脂肪を燃焼するなどの働きを持っています(下図参照)。

 

 

 

 

オメガ3系脂肪酸の種類

●α(アルファ)-リノレン酸

おもに植物オイルに含まれます。血中の中性脂肪を抑制し、血栓を予防。アレルギー予防や高血圧予防の効果でも注目。体内で一部がDHA、EPAに変換されます。

 

●ドコサヘキサエン酸(DHA)

魚介 類に多く含まれ、血液を健康な状態に保つほか、脳の機能に大きく関与。脳関門を通過できる数少ない脂肪酸で、脳の細胞膜に多く存在し、脳の活性効果が期待されます。

 

●エイコサペンタエン酸(EPA)

魚介類に多く含まれ、おもに血管の健康を守る働きがあります。血小板の凝集抑制効果による動脈硬化予防や、血中の中性脂肪減少効果による高脂血症予防が期待されます。

 

 

 

 

次回もまた「オメガ3系オイルがなぜいいのか」、引き続きYUKIEさんに聞いていきます。

 

 

撮影/ケビン・チャン スタイリスト/中野径恵 構成・原文/瀬戸由美子

 

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