以前は、友人の間で「親が骨折した」という話がとても多いな……思っていました。でも、最近は、私と同年代の友人自身が「骨折した」という話を耳にすることがとても多く、驚いています。また、最近は「階段で転倒してアキレス腱を断裂した」という友人もいます。その友人は手術をして、リハビリして……と、かなり大変な思いをしたようです。
骨や筋肉は年齢とともに衰えていくもの。こうしたケガの話を聞くたびに、私も「他人ごとではないな。気をつけなくては……」と思うようになりました。
そんなとき、ホエイプロテインに出会いました。「プロテイン」とは、英語で「たんぱく質」。たんぱく質は、カラダを構成している骨や筋肉、血液、毛髪、つめ、皮膚、ホルモンなど……。体さまざまな部分の材料となる栄養素。丈夫な体を作るために欠かせません。
プロテインと言うと、ムキムキの体を作るためのもの、というイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれませんね。でも、私たち、OurAge世代の女性のケガ予防のためにも、プロテインを積極的にとるのがよいそうです。
プロテインとして一般的に知られているのはおもに3種類。牛乳を原材料とした「カゼインプロテイン」、「ホエイプロテイン」、大豆を原材料とした「ソイプロテイン」です。この3つにはそれぞれ特徴がありますが、ホエイプロテインはとくに優秀とききましたので、私はホエイプロテインをとるようにしています。
ホエイとは牛乳に含まれるたんぱく質の1つ。ヨーグルトの透明な上澄み液の部分というとわかりやすいでしょうか。ホエイプロテインには、BCAA(分岐鎖アミノ酸)が豊富に含まれています。
BCAAとは、バリン・ロイシン・イソロイシンの3種類のアミノ酸のこと。人間が生きていく上で必ず摂取しなければいけない必須アミノ酸は9種類ありますが、その中でもこの3種類は、筋肉のエネルギー代謝や合成などにとくに深く関わり、筋肉の増強に重要な働きをもつのだそうです。
また、この3つの中でも、筋肉の合成などの働きについては、ロイシンが最も高いと言われていますが、このロイシンをとくに多く含むのもホエイプロテイン。筋力アップにはホエイプロテインが最適と言われています。また、消化・吸収のスピードが速いというのも特徴です。筋トレを終えたあと30分以内くらいにとるのが最も効率がよいと言われています。
20gを牛乳や水80ccで溶かして飲むとよいそうです。フルーツやココアなどの風味がつけたものもありますが、私はプレーンタイプを愛用。スープや味噌汁に入れることも多いです。
プロテインがしっかりとれる上に、味にコクが出ておいしくなるというおまけつき。適度な運動とともに、プロテインをしっかりとって、ケガをしない丈夫な体づくりを目指しましょう!