ミーナです。「酢」を使った「抗糖化」レシピをお届け中。この時期、酢を使ったさっぱりゴハン、うれしいですよね。
4つの工夫を取り入れて…
バル気分で楽しむ! 「 抗糖化メニュー」
余分な糖質と結びつくことで体内のタンパク質が劣化することを「糖化」といいます。予防するポイントは、体をできるだけ高血糖状態にしないこと。これは、肥満予防の点でも重要です。
そこで、このポイントを実際の料理に取り入れ、スペインのバル風メニューに仕上げました。簡単でおいしい抗糖化メニューをお試しください。
工夫2:酢
糖質の吸収スピードを抑える「酢」をいろいろな料理に
酢には、一緒にとった糖質の吸収スピードを遅くする働きのほか、高めの血圧を抑制したり、血中の脂質を低下させたり、アラフィフ世代にうれしい健康効果がいっぱい。
また、肉や魚の臭みを消して旨味をアップする働きもあります。
3回に分けて「酢」を使ったドリンクや料理をご紹介。2回目の今回は、鶏肉のさっぱり煮込み料理です。
鶏肉のオレンジビネガー煮込み
オレンジも一緒に煮込んでソースに。
いつものチキンがぐんとおしゃれに
酢で煮込むと、肉が柔らかくなります。夏にはちょっと重く感じる肉料理も、オレンジ風味のソースでさっぱりと!
■材料(作りやすい分量)
鶏もも肉300g
A(オレンジビネガー大さじ2 塩小さじ½こしょう少々)
※オレンジビネガーの作り方は、こちら
オリーブオイル大さじ1 薄力粉適量 オレンジビネガー大さじ2
白ワイン大さじ2 水100㎖ オレンジビネガーに使用したオレンジの輪切り2枚
塩・こしょう各少々
■作り方
❶鶏もも肉をひと口大に切り、Aと合わせて下味をつけておきます。
❷フライパンを熱してオリーブオイルを入れ、軽く薄力粉をはたいた①を中火で両面こんがりと焼きます。
❸①の漬け汁に、さらにオレンジビネガーを足して②に加え、中強火で水分をとばします。
❹白ワインを入れ、沸騰させます。
❺④に水を加えてさらに煮込み、オレンジの輪切りを加えてさっと火を通します。塩、こしょうで味を調えます。
次回は、野菜の食感も楽しい、酢を使った低カロリーのタコ料理をご紹介します。
撮影/板野賢治 料理・スタイリング/沼津りえ 構成・原文/瀬戸由美子