赤身&熟成肉大好きミーナですが、家だとワンパターンの焼くだけステーキばかり。プロ直伝のおいしいお肉の焼き方を学んだので、さらに赤身肉レシピの幅を広げたいと思います。ひとつ目は、かたまり肉の塩釜焼き。薄切りにして、野菜たっぷりと食べるのがおすすめ。
牛ももかたまり肉を柔らかく! おいしく!
たっぷり野菜と食べる赤身肉レシピ
ダイエットやアンチエイジング効果の高い、牛の赤身肉。もっと積極的に毎日の食卓に取り入れてみませんか。
野菜や海藻、きのこなど肉の健康効果をサポートし、肉にはない栄養を補う食材も一緒にたっぷりとれる食べ方をご紹介します。
今回は、旨味を閉じ込めジューシーな味わいの「牛肉の塩釜焼き」の調理法とその塩釜焼きの「サラダアレンジ」レシピです。
塩釜でじっくり蒸し焼きに。
相性抜群のクレソンを添えて
つけ合わせの定番、クレソンに含まれる辛味成分「シニグリン」には、脂肪の消化促進効果があります。
【牛肉の塩釜焼き】
旨味や水分を閉じ込めてジューシーな味わいに
■材料(2人分)
牛もも肉(かたまり)200g にんにく(薄切り)1片分 ローリエ1枚
卵白30g(Sサイズの卵約1個分) 粗塩200g
クレソン適量
■作り方
❶牛肉は使用する約30分前に冷蔵庫から出しておきます。オーブンを200℃に予熱します。
❷ボウルに卵白を入れ、泡立て器で軽く泡立てます。
❸②に粗塩を加え、ゴムべらで優しく混ぜます。
❹オーブンの天板の上にアルミホイル、オーブンシートを敷き、③の¼量を広げます。牛肉をのせ、肉の上ににんにく、ローリエをのせます。
❺残りの③で肉全体を覆い、表面にナイフで模様をつけます。
❻オーブンに入れ、20分焼きます。オーブンから取り出し、粗熱が取れるまで約30分休ませます。そのままテーブルに出す場合は、皿に移し、クレソンを添えます。
❼まわりの塩をナイフなどで割ってはずします。中の肉を3㎜の薄切りにし、好みのソースやつけ合わせとともにいただきます(下にご紹介する【食卓に積極的に取り入れたい「赤身肉レシピ」①】を参照)。
POINT
冷めてもおいしい「塩釜焼き」は、薄切りにしてサラダにアレンジ!
グリーンサラダ&
マスタードドレッシング
ビタミン・ミネラル豊富な葉野菜をお皿いっぱいに!
海藻サラダ&
亜麻仁油ドレッシング
コレステロール排出効果をもつ亜麻仁油を海藻と一緒に
次回は、ビタミンCが豊富なパプリカを合わせた、「牛肉のオリーブオイルソテー」のレシピをご紹介します。
撮影/板野賢治 料理・スタイリング/沼津りえ 構成・原文/瀬戸由美子