2015年「食のトレンド!」と注目を集めるカリフラワー
こんにちは。料理研究家の山田玲子です。
今日は2015年の「食のトレンド」として、世界的ブームの兆しが見られる、「カリフラワー」を使ったメニューをご紹介します。
ニューヨーク料理愛好家のあいだでは、「今年一番人気の野菜はカリフラワーになるだろう」と話題になっているそう。実際、ベジタリアンやグルテンフリーのメニューを揃える、ヘルシー志向のレストランでは、カリフラワーの使用が増えているそうです。
カリフラワーは、ケールやブロッコリーといった、昨今「ヘルシー野菜」として注目を集めている野菜と同じ、アブラナ科です。ブロッコリーもカリフラワーも、ケールやキャベツを品種改良したもので、あの小さなつぶつぶは花芽(かが)と呼ばれる、花のつぼみ。カリフラワーはブロッコリーの突然変異形で、花芽の発育がブロッコリーより手前で止まった野菜だそうです。
ビタミン、ミネラルが豊富で抗酸化作用もありますが、全体的に栄養価はブロッコリーのほうが勝っています。
それではなぜ今、カリフラワーがヘルシー志向の人々かの注目を集めているのか。それは、カリフラワーの用途の広さがその理由の一つのようです。癖のない味でどんな料理にも合うというのが魅力でしょう。
例えば、アメリカではカリフラワーを細かくフードプロセッサーなどで砕いて、お米に見立て、主食代わりにするという使い方が流行中。カリフラワーのカロリー(ゆでたもの)は100g当たりで26kcal。カロリーが低いことに加えて食物繊維やビタミンCが豊富に含まれているので、ダイエット中の人たちにとってとても嬉しい食材です。
ところで皆さん、カリフラワーは普段どのように調理して召し上がっているでしょうか。茹でたり、炒めたりして食べることが多いと思いますが、実は生がとてもおいしいんです。皆さんは生で召し上がったことはありますか?
私は生のカリフラワーが大好き! 甘さもあり歯ごたえもあってとてもおいしいですよ。ぜひ、カリフラワーを生で食べてみて下さい。お勧めします。
カリフラワーサラダ
材料
カリフラワー 1株 セロリ 1/2本
黒オリーブ 10粒 ルッコラ 5枚
ツナ缶 1缶 オイル 適量
レモン汁 適量
塩・こしょう 適量
作り方
①カリフラワーは小房に分けて流水でよく洗う、薄くスライスする。
②セロリも薄くスライスし、オリーブは輪切りにする。
③①、②、ルッコラと、油をきったツナ缶を混ぜる。
④オイルとレモン汁をまわしかけ、塩とこしょうで味を整える。
山田玲子公式HP http://www.reiko-cooking.com/