食物繊維&ミネラル豊富なドライフルーツをサラダに!
7月に入っていよいよ梅雨まっただ中。雨が続いてちょっと鬱陶しい気分の毎日ですね。でも、梅雨が明ければ夏本番。待ちに待ったバカンスのシーズンです!
私は、海外に旅行された方からお土産として、マンゴーなどのドライフルーツをいただくことが多いのですが、みなさんはいかがでしょうか?
最初は、「おいしいっ!」と思って毎日いただくのですが、なにぶん海外の食べ物ってパッケージも大きいので、そのまま食べるだけでは、最後まで食べきるのはなかなか難しい…ということも多いでしょう。
ということで、最近はドライフルーツをヨーグルトに漬け込むなど、ドライフルーツの活用法が雑誌やWebでもよく紹介されているようです。
私も料理にいろいろ使っています。中でも大好評なのが、この「マンゴーとセロリのサラダ」。私が海外で開催しているクラスでも大人気のレシピです。
ドライフルーツの歴史はかなり古く、世界各国にあるようです(日本では、ドライフルーツと呼んでいますが、正しくは”dried fruit”<=ドライド・フルーツ>ですね)。日本の「元祖ドライフルーツ」と言えば、そう「干し柿」です。
ドライフルーツは、食物繊維が多いというのが特徴のひとつ。さらに、食物繊維には水溶性と不溶性があり、それぞれ異なる働きを持っているのですが、ドライフルーツには、この2つの食物繊維が両方バランスよく含まれています。
そのほか、カリウム・銅・マグネシウムなどが含まれているので、ミネラル類を補給するにはもってこい。汗をかいてミネラル不足になりやすい夏に特におすすめです。
さらに、ドライフルーツの色にも注目です! 色とりどりですよね? これらの鮮やかな色素には強力な抗酸化作用があり、体内で発生した活性酸素を除去してくれるので、老化予防、美肌対策などに役立ちます。ただし、たくさん食べてしまうとカロリーオーバーになってしまうので、食べ過ぎにはご用心!
セロリの苦み、マンゴーの甘味、酢の酸味のバランスが絶妙! 夏のおもてなしにもぴったりの爽やかサラダ、ぜひお試しください!
マンゴーとセロリのマリネ
材料
ドライマンゴー50g セロリ100g
<調味液>
酢80g 水130g はちみつ大さじ1/2 塩少々
ローリエ適量 黒粒こしょう6粒
作り方
①マンゴーは幅5mmの細切り、セロリは幅7mmの斜め切りにする。
②調味液の材料を鍋に入れて沸騰させ、マンゴーとセロリを加える。さっと加熱したら火をとめて冷ます。
※一晩、冷蔵庫でおいてからいただきます。
山田玲子公式HP http://www.reiko-cooking.com/