脳を元気にする「ブレインフード」徹底研究
認知症患者が激増している今、健康寿命を延ばすには、まず、脳の元気を保つこと! それが、毎日口にするもので変わってくるとしたら、その食材と食べ方を、ぜひ知りたいもの。
実は身近にあるブレインフードに注目して、毎日の食卓の工夫からできることを、探してみました!
DHA・EPAとタンパク質がダブルでとれる「健脳」魚介
刺身や加工品を上手に活用して
手軽に、おしゃれに楽しむ魚介料理
魚介類は、DHA・EPAといった良質な脂質とタンパク質がダブルでとれる、優秀な健脳食材です。刺身や加工品を使えば面倒な下処理は不要。上手に活用して毎日の料理に魚介を取り入れましょう。
ここでは、料理教室「Salonde R」主宰の山田玲子さんに、魚介を上手に使ったお料理を教えていただきます。
●山田玲子先生おすすめ食材、お取り寄せ情報付き●
ストック食材を使えば…
いつでも脳に栄養チャージ!
魚介の加工食品も、簡単に調理できて便利なので、ぜひ常備を。缶詰の場合は、加工することで骨まで食べられるようになり、栄養価がアップするといううれしいおまけも。
商品により味が大きく違うので、できるだけ良質なものを選んで。化学調味料などの添加物を使わないこだわりの商品もあります。ご紹介する山田先生のおすすめ商品を参考に、お気に入りを探してみてください!
常備しておくと便利な魚介の加工食品を、簡単にできておしゃれなメニューにアレンジ! 脳を元気にする栄養を毎日の食事で上手にとりましょう。急なおもてなしにも大活躍するレシピです。
今回は、カリッと焼いて香ばしい風味の「じゃこ」を使ったお料理のレシピをご紹介します。
【じゃことチーズのパイ】
ご飯のおともだけでなく、時にはこんな食べ方も。
カリッと焼いたじゃこの香ばしい風味を楽しんで
■材料(5人分)
パイシート(9㎝×18㎝)1枚
長ねぎ(小口切り)1本
ちりめんじゃこ大さじ3
アンチョビ1½枚
マヨネーズ大さじ4
ピザ用チーズ適量
■作り方
❶アンチョビをほぐしながらマヨネーズと混ぜ合わせ、ソースを作ります。
❷パイシートを薄くのばし、①のソースを塗ります。
❸長ねぎ、ちりめんじゃこ、チーズをのせ、200℃のオーブンで20分焼きます。
❹適当な大きさに切ります。
●お取り寄せ食材●
旨味たっぷりの「ちりめんじゃこ」
ちりめんじゃこはイワシの稚魚。DHAやEPA、
タンパク質、カルシウムを豊富に含んでいます。
次回は、「イカの旨味たっぷりの野菜スープ」のレシピをご紹介します。
撮影/板野賢治 料理・スタイリング/山田玲子
構成・原文/瀬戸由美子 撮影協力/Table & Style