冷えたビールのおともに、栄養豊富な枝豆!
猛暑が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか? ここ最近のように暑い日は、やはりビールがおいしいですよね…。
そして、「ビールのおとも」といえば枝豆! 今やアメリカでも、”edamame” は大人気です。
今が旬の枝豆。最近はいろいろな種類が出回っていて、おいしいものがたくさんありますね。
おいしい枝豆の見分け方としては、さやがきれいなみどり色であること。産毛が立っているものを選んでください。できれば、枝付きのものを買っていただくと間違いないと思います。
枝豆は大豆が成熟する前に収穫されたもの。大豆と言えば「畑の肉」と言われるほど、たんぱく質が豊富です。さらに、見ておわかりのとおり、きれいな緑色をしていますよね。枝豆は、豆と野菜、両方の栄養的特徴を持った緑黄色野菜です。
たんぱく質のほかに、多く含まれている栄養としてまずあげられるのが、ビタミンB1。ビタミンB1は、体内で糖質の代謝を促してエネルギーに変えるほか、消化液の分泌を促進する働きも持っています。ですから、この暑さでスタミナぎれという方、夏バテ気味という方におすすめ。疲労回復の強い味方です。利尿作用やむくみ解消に効果のあるカリウムも含まれています。
また、意外と知られていませんが、実は枝豆には鉄分が豊富! この暑さで食欲が落ちて食事量が減っている、あっさりしたものしか食べられない、という日が続いていると、鉄分が不足しがち。この季節、貧血を起こす方も多いですよね。電車に乗っているとふらっと倒れる方を時々に見かけます。
「鉄分の多い野菜は?」と聞かれると、小松菜を思い浮かべる方も多いでしょうが、実は小松菜よりも枝豆のほうが100gあたりの鉄分が多いのです。上手に食卓に取り入れたいですね。
枝豆の料理というと、ご飯に混ぜたり、ピューレにしたり……、といったものが多いですが、今日はもっとシンプルに。いつもの塩ゆでに、少しだけ手を加えたシンプルなおつまみをご紹介しましょう。
味な枝豆
枝豆1袋(250g) だし汁500ml しょうゆ大さじ1/2 塩適量
①枝豆は枝に付いていたほうを斜めにカットし、塩をよく揉みこむ
②たっぷりの湯で3~5分でゆでてざるにとり、冷ます。
③小鍋にだし汁、しょうゆ、塩を入れて一度沸騰させ、冷ます。
④③にゆでた枝豆を入れ、1時間くらい冷蔵庫で冷やす。
いつもの枝豆とはちょっと気分を変えて楽しみたいときに、おすすめです!
山田玲子公式HP http://www.reiko-cooking.com/