シカゴ3大名物料理のひとつ、チーズ&野菜たっぷりのピザ!
こんにちは。前回に続き、今回も先月訪れたシカゴの話題です!
旅の楽しみといえば、その土地の名物をいただくこと。シカゴでもおいしいものをたくさんいただいてきました!
そのひとつがステーキ。ステーキはシカゴ3大名物のひとつと言われていて、特に、とうもろこしで育てられたプライムビーフは柔らかくてジューシー。ボリュームもあります。シカゴはかつて食肉産業の中心地だったこともあり、ステーキ店やバーベーキュー店がとても多いですね。
また、ホットドックも有名。マスタード、オニオン、緑鮮やかなピクルスなどをトッピングしたもので、最大の特徴はケチャップをかけないこと。あっさりしています。ソーセージは香辛料がきいたものが使われていることが多いようで、ちょっと大人のホットドッグという感じです。シカゴの街には至る所にホットドッグスタンドがあり、人気店ではランチの時間帯など、かなり混みあっています。
そしてシカゴでの名物料理と言えば、なんと言ってもこの「ディープディッシュ・ピザ」と呼ばれるぶ厚いピザ。普通のピザよりもかなり厚いのが特徴です。
5cmほどの深さのタルト型のような器にピザの生地を敷き、たっぷりの具とチーズの上にトマトソースをかけ、じっくりとオーブンで焼いたもの。切ると中からあふれんばかりのチーズがトロッと溶け出てきます。
シカゴピザの発祥についてはいろいろな説がありますが、そのひとつは、19世紀終わりから20世紀初頭にかけて、イタリアからアメリカに渡った人々が始めたという説。イタリア移民の多くがシカゴをホームタウンとし、リトルイタリーを作りましたが、こうした人々が開いたレストランで出されたのが始まりと言われています。
また、第2次世界大戦でイタリアに行ったアメリカの兵士が、イタリアで食べたおいしいピザが忘れられず、アメリカでピザを作り始めたという説もあります。
作り方は普通のピザとほぼ同様ですが、タルト型のような高さのある器の内側に生地を敷き詰めます。そしてその上にチーズをたっぷりと入れてから具材を重ねます。最後にチーズをもう一度重ね、トマトソースをかけます。普通のピザよりも焼き時間が長く、40分くらい焼きます。
シカゴでは、ステーキにホットドッグに、ピザ…。いかにもアメリカらしい食べ物を満喫してきました。日本にいると、こうした食べ物はなんとなく若者向けというイメージがありますが、シカゴではお年を召した方々も豪快にこうした食べ物を食べています。
タンパク質がしっかりととれるうえに、野菜もたっぷり入っているこうした料理は、シカゴの人々の元気のモトになっているのでしょうね!
山田玲子公式HP http://www.reiko-cooking.com/