美容効果で大注目の「クコの実」を使った簡単&おしゃれレシピ
こんにちは。料理研究家の山田玲子です。
今日は、最近「スーパーフード」として大人気のクコの実を使った、簡単にできてパーティなどにもオススメのレシピを2つ、ご紹介いたします。
クコの実といえば、一昔前まではたいていの人が、「中華料理店の定番デザート、杏仁豆腐の上に飾ってあるもの…」というくらいにしか意識していなかったのではないでしょうか? ところが最近は、クコの実の持つ、さまざまな美容・健康効果が注目を集め、世界のセレブ達がエイジングケアに取り入れていると話題になっています。
クコの実の原産地は中国・東アジアであると言われ、中国では3000年以上も昔から薬として珍重されてきました。体質を改善し、延命効果や不老長寿の効用があると言われてきたそうです。中国の古い薬学書で高い位に位置づけられていることから、その効能の高さがうかがえます。
また、世界三大美女と言われる楊貴妃が、その美しさを保つため、一日3粒のクコの実を欠かさなかったというエピソードも残っています。クコの実の美容効果が高いことは、かなり古くから知られていたということですね。
特に注目したいのがその美白効果。クコの実に含まれるビタミンCやタンニンには、シミの原因メラニン色素を生成する「シロチナーゼ」という酵素の働きを抑制し、メラニン色素の生成・沈着を防ぐ効果をあると言われています。
さらに、クコの実には、「コラーゲンの生成促進効果」を持つ成分と、体内の「コラーゲンの減少を防ぐ」成分、両方が含まれています。こうしたW効果により、シミ、シワ、たるみなどの悩みを解決してくれる美容食材として注目が高まっているのです。
このように、OurAge世代の女性に嬉しい効果がいっぱいつまったクコの実を、手軽に取り入れる方法をご紹介しましょう。
気になるレシピは次のページから!
1品めは、クリスマスのパーティやお正月料理にもぴったりのカラフルな一品。ちょっとおしゃれで可愛いおにぎりです。
クコの実のおにぎり
材料
米…2合
もち麦…60g
薄口しょうゆ…大さじ2
クコの実…大さじ2
作り方
①米を洗い、もち麦、しょうゆを混ぜて炊く。
②炊き上がったらクコの実を加えて、蒸らす。
そしてもう1品は、クコの実とりんごを使ったデザートです。やさしい甘みのりんごのコンポートに、クコの実の酸味でアクセントをつけた、食後のデザートにもおすすめの一品です。この時期、いただき物のりんごがお家にたくさんある…という方も多いのではないでしょうか? ぜひ作ってみてくださいね! このようにコンポートにしておくと、朝食のヨーグルトにのせたり、おやつとしてアイスクリームにかけたりといろいろ応用できますよ。
りんごとクコの実のコンポート
材料
りんご…2個
砂糖…100g
レモン汁…大さじ1
クコの実…大さじ1
⑪リンゴは皮を剥いて、縦に6つ割りにしてイチョウ切にする。
②鍋にりんごとレモン汁と砂糖を入れて、水気がなくなるまで煮る。
③最後にクコの実を加える。
山田玲子公式HP http://www.reiko-cooking.com/