スーパーフードを味方につけて
ごちそう美腸サラダ
体の健康やエイジングケアは、腸の健康と直結します。野菜たっぷりのサラダは、腸内環境を整えるのに最強のメニュー。肉や魚をプラスすれば、ひと皿で満足のごちそうに。
さらに、栄養価が高く健康によい成分を豊富に含むスーパーフードを上手に取り入れて、腸のコンディションをぐんとアップ。若々しさと美しさをつねにキープできる体を目指しましょう!
今回は、野菜料理家の庄司いずみさんが提案する、昔ながらの日本のスーパーフードについてのお話です。
野菜料理家が提案する新感覚サラダ。
和のスーパーフードは腸の応援団
乾物をはじめ、梅干し、味噌、ごまなど。昔ながらの日本の食材は、腸を健康にするパワーがいっぱい!
調理法もちょっぴり工夫して、サラダにもぜひ積極的に取り入れたいですね。
教えていただいたのは
庄司いずみさん Izumi Shoji
1965年生まれ。野菜料理家。かんぶつマエストロ。野菜ソムリエ。
OurAgeの人気ライターで、web連載
「野菜の話、ときどきベジレシピ」が好評!
「庄司いずみ ベジタブル・クッキング・スタジオ」では
自身の講座に加え、他の料理家の野菜料理の講座もプロデュースする。
http://shoji-izumi.tokyo/
食物繊維豊富な乾物はもっと気軽に使いたい
「日本のスーパーフード」として海外からも注目される乾物。食物繊維やミネラルが豊富です。でも、乾物メニューというと煮物のイメージが強く、他の料理に活用できない人が多いようです。
そこで、人気の野菜料理家・庄司いずみさんに伺ったところ、乾物活用のおすすめメニューはサラダ。腸内環境を整えるという点でも大いに力を発揮します。
「ドレッシングに使う油には腸の動きをスムーズにする働きがあります。また、酢の成分も腸を刺激してお通じをよくしてくれます」
なお、もどさず使える乾物はそのまま使うそう。そのほうが野菜から出た余分な水分を吸ってくれるから。逆に乾物の旨味は野菜に移るので、よりおいしくなります。
また、大豆製品は低カロリーで良質なタンパク質源。ぜひ積極的に使いましょう!
次回は、和のスーパーフードの切り干し大根とひじきを使った「チョップサラダ」のレシピをご紹介します。
撮影/板野賢治 構成・原文/瀬戸由美子