スイスに学ぶ・野菜とタンパク質は美と健康の素!
スイスを旅してきました。スイスはドイツ・フランス・イタリアと隣接していて、その地域によって主な使用言語もドイツ語だったり、フランス語だったり。生活文化も食事も異なる国のものが、いい感じにミックスされて取り入れられています。食事で印象的だったのは、種類の豊富さ、駅中のスーパーマーケットでも、見たことがないような鮮やかでフレッシュな野菜が豊富に並んでいます。
酪農の盛んな国とあって乳製品が充実。棚一面にあらゆる種類のヨーグルトが並んでいたり、チーズ専用の売り場もあって、ずらりと並んだチーズは味見をして選ぶこともできます。
スイスといえば、ぜひ訪れたい街のひとつが「ツェルマット」。山岳観光の拠点でもあるこの場所は、駅からの通りは、馬車か電気自動車のみ、自然環境を楽しむことを大切に守っています。
ツェルマットの街は標高1608m。そこから登山電車にのればおよそ40分で標高3089mのゴルナーグラートへ到着します。車窓から見える雄大なマッターホルンの姿に大興奮!ものすごくたくさん写真をとってしまいました。ところで、実は歩いて山登りをしなくても、標高差のある場所を行ったり来たりすることも美容法につながります。標高の高い場所へ出かけると気圧の変化から、心拍数が上昇。心肺機能の強化にもなるし、代謝促進にもなるというわけです。スイスでは鉄道が発達していて、気軽に標高の高い場所へ出かけることができます。ただし酸素も薄くなりますので、行動はいつもよりゆっくりした動作で歩き、もしも頭痛や吐き気など高山病の症状が出たらすぐに下山。標高が下がれば症状は自然と解消していきます。パノラマ絶景のクルムホテル・ゴルナーグラートで、マッターホルンを眺めてのんびりとカフェタイム、気分爽快のひとときでした。
山から下りてきたらお腹がすきました。スイスらしいランチをいただきにプチホテルのレストランへ。スイスでの伝統的なチーズフォンデュの具はパンのみ。良質なタンパク質を摂ることは、皮膚や内臓、脳、骨を作るのに大切なことですが、動物性のタンパク質を効率よく取り込むために好相性なのは小麦、つまりチーズとパンを一緒にいただく伝統食はヘルシーごはんの知恵でもあったようです。
バランス食にするためには、最初にフレッシュサラダをいただきます。様々な種類の葉野菜が入ったグリーンサラダは野菜の香りが濃厚、ビタミン・ミネラル・食物繊維・酵素の宝庫です。
食後、ツエルマットの街をぶらぶらとお散歩。可愛い雑貨やスイスらしいお土産物、アウトドアで大活躍するファッションのお店などが並んでいます。そして、ビューティスパへ。ツエルマットは温泉地ではありませんが、スイスの山々が育んだミネラル豊富な水を使ったウオーターエリアは癒しの空間、屋外のジャグジーでは露天風呂気分も味わえます。
温浴エリアで体を温めたら、スパトリートメントへ。体調や好みに合わせて選ぶオイルを温めながらゆったりとしたストロークでマッサージ、長旅の疲れも一掃できました。
スイス政府観光局・ツエルマット
http://www.myswiss.jp/jp.cfm/area/offer-Destinations-11Valais-213165.html
石井宏子
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