とっても大きなマッシュルームの話とマッシュルームのサッと煮レシピ
こんにちは。 野菜料理家の庄司いずみです。
野菜中心の食生活をする中、頼りになる食材というのがいくつかあります。そのひとつが、先日ご紹介した大豆ミートで主役のおかずに重宝。
また乾物やきのこ類も強い味方になります。いずれもうまみ成分がたっぷりだから、出汁代わりにもなりますし、うまく使うと肉がわりになったり、料理にボリュームやうまみをプラスしてくれます。
肉厚なしいたけを見つけたら、鶏の竜田揚げならぬ、しいたけの竜田揚げなどもおすすめメニュー。
作り方は鶏肉の竜田揚げとまるきり一緒。おろしにんにくやおろし生姜をこのみの割合でしょうゆやみりんとあわせ、軽くしいたけをつてから片栗粉をはたいてあげるだけです。
揚げる時間は短時間でOK。コリコリの食感が残るくらいがおいしい。ジュワッとジューシー、鶏肉の竜田揚げとはひと味違うおいしさです。
しいたけではなく、エリンギやマッシュルームなどでもおいしい、植物性の主役のおかずのひとつです。
主役級のおかずといえば……。
先日いただいてビックリしたのがこちらのジャンボマッシュルーム。舟形マッシュルームという山形のものらしいのですが、直径がなんと! 20㎝くらいはあるのです。ふつうのジャンボマッシュルームの2倍くらいはゆうにありそう。
ジャンボマッシュルームのとなりのマッシュルームが一応普通サイズらしいのですが……。これもスーパーで見かけるものの倍くらいの大きさ。奥にチラとうつっているのが”ふつうサイズの”ジャンボマッシュルーム。
料理の写真を残念ながら撮りそびれたのですが、ジャンボマッシュルームは厚くスライスし、油でやいてみりんと醤油をからめ、照り焼き風の味付けにし、親戚一同あつまった時にいただきました。
ジャンボッシュルーム1個で実家の父母に弟一家、姉、私と夫。計10人が満足したのだから驚きです。
このジャンボマッシュルームで先ほど紹介した竜田揚げを作ったり、極厚く切ってステーキもおいしそう。
マッシュルームは生で食べられるきのこだからサラダもいいですね。香りがとってもよかったので、薄切りにしてカルパッチョなどもおいしそうです。
また、生でも食べられるきのこだけに、サッと煮るだけ、歯ごたえを残したおかずもいいですね。
写真はちぎったとろろ昆布と酒、柚子胡椒だけで短時間蒸し煮にし、万能ねぎを混ぜ込んだだけのカンタンおかず。
カンタンですがマッシュルームの風味と柚子胡椒が相性バッチリ。とろろ昆布でうまみが加わり、ごはんにもピッタリの味です。ぜひお試しくださいね。
マッシュルームのサッと煮
材料:2人分
マッシュルーム 1パック(大きければ食べやすく切る)
a とろろ昆布 大さじ2(小さくちぎる)
a 酒 大さじ2
a 柚子胡椒 小さじ1/4
万能ねぎ 3本(小口切り)
1 小鍋にマッシュルームを入れてaを加え、全体をザッと混ぜて蓋をする。
2 中火にかけ、鍋がしっかり温まったら弱火で1分蒸し煮にし、万能ねぎを混ぜ込んで火を止める。
庄司いずみ
公式アメブロ http://ameblo.jp/izumimirun/
Facebook http://facebook.com/izumimirun