ミラクル免疫力をつけると、老けない！
この連載では、書籍『ミラクル免疫力をつけると、老けない！』（白澤卓二著・小田真規子メニュー製作、集英社刊）から、免疫力をアップしてアンチエイジングライフを叶える方法をお伝えしていきます。ミラクル免疫力をすぐに実践できるレシピもご紹介。ぜひお役立てください。
第３章
ミラクル免疫力！ をつけて、老けない食べ方
免疫力をアップさせる ミラクルメニュー60
グリーンピース、大豆、枝豆、そら豆、レンズ豆、ブラックビーンズなど
●豆類●
豆類は、たんぱく質の補給源として最適。植物性食品からたんぱく質を摂取しましょう
ミラクル免疫力をつけるなら、たんぱく質の摂りすぎにご注意。多くの現代人は毎日必要以上のたんぱく質を摂取している傾向があります。1 週間にたんぱく質が筋肉に変わるのは450gまで。それ以上摂取しても脂肪に変わり、老化を早めるだけです。豆類、ナッツ類、種子類、野菜からの摂取が望ましい。
ここでは、料理家・栄養士・フードディレクター小田真規子さんに、タンパク質の補給源として最適な豆類を使った料理のレシピを教えていただきます。
今回は、必須アミノ酸豊富な大豆とツナとアスパラのわさび醤油です。
34：体内で生成できない必須アミノ酸が豊富な大豆。毎日の摂取を目指そう
大豆とツナとアスパラのわさび醤油
【材料】２人分
ゆで大豆 100g
ツナ缶（スープ煮） 50g
アスパラガス ２本
A
わさび 小さじ1
しょうゆ 小さじ２
【作り方】
①アスパラは塩を加えた熱湯で硬めにゆで、乱切りにします。
②ツナ缶は汁をきります。
③Ａのわさびとしょうゆを混ぜ、大豆、アスパラにからめ、ツナを加えてざっくり混ぜます。
■白澤教授コメント
植物性たんぱく質の中で必須アミノ酸が最も揃っているのが大豆。大豆イソフラボンは体内に入ると、カルシウム代謝の役割を担うホルモン、エストロゲンと似た働きをし、骨粗鬆症の予防・改善に効果が期待できます。
小田真規子 Makiko Oda
料理家・栄養士・フードディレクター。有限会社スタジオナッツ主宰。
「オレンジページ」「きょうの料理」「ESSE」など料理関連雑誌、
企業PR誌にオリジナルの料理やお菓子のレシピを発表。
NHK「きょうの料理」「おかずのクッキング」などテレビ番組でも活躍。
誰もが作りやすく簡単でおいしいメニュー開発を心がけ、
ヘルシーで低カロリーのお菓子のレシピも評価が高い。
著書に「和食って意外と簡単！」（扶桑社）、「捨てないレシピ野菜編」
（オレンジページ）。
『ミラクル免疫力をつけると、老けない！』（集英社 1,100円＋税）
http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-333127-5&mode=1
次回は、栄養価が高くもどさずに使えるレンズ豆と、セロリ、りんごのサラダのレシピをご紹介します。
料理制作／小田真規子 撮影／奥谷 仁 スタイリング／銀川理恵子 編集・構成／遠藤励子
