お話をうかがったのは
小関 勲さん
Isao Koseki
バランストレーナー。小関アスリートバランス研究所代表。バランスを重視した独自の理論に基づきアスリートに指導。自ら考案したヒモトレが話題に。共著に『ヒモトレ革命繋がるカラダ 動けるカラダ』(日貿出版社)など
ひもトレの基本はこちら
骨盤の調整に
座り方の癖などで骨盤は前や後ろに傾きがちですが、骨盤が自然と真っすぐ立つようになるひもトレがこれ!
巻いているだけで骨盤が立つ
お腹巻き
お腹にぐるりとひもを巻くことで、背中からお腹まわりの筋肉全体が使われるようになり、骨盤が自然と立つように。
これにも効く!
猫 背
頻 尿
腰 痛
お腹の巻き方
お腹のおへそのまわりにひもを沿わせて緩く巻きます。ずり落ちない程度に、ゆったりと緩めに巻いて結びましょう。きつく巻くのはNG
お腹に巻いた状態で過ごせばOK
お腹にひもを巻いたら、そのまま過ごしましょう。数分程度巻くだけでもいいし、一日中巻いていてもOK
座っているときの姿勢が整う
膝巻き
最も骨盤が倒れやすい椅子に座っているときにおすすめなのが膝巻きや足首巻き。骨盤が立ち、姿勢のくずれを防ぎます。
これにも効く!
首のコリ
股関節痛
腰 痛
膝を軽く開いて膝上にひもを巻く
椅子に座り、膝の上にひもを巻き、ひもに任せて体をラクにします。座っているときに巻いておくと、骨盤が倒れず自然によい姿勢に
足首に巻くのも効果的
ゆったりとしたソファなどに座るときは、足首に巻いてもOK。膝巻きと同じ効果が得られます。飛行機の中で巻いておくのもおすすめ
下半身の関節が正しい位置に
足巻きストレッチ
足の甲にひもを巻いて膝を曲げ伸ばし。股関節や膝、足首の連動性が生まれ、関節が正しい状態に整いやすくなります。
足の甲の巻き方
足を腰幅程度に開き、足の甲に結んだひもをかけ、ひもを適度にピンと張り、体をラクに
1
脚を伸ばして座り、甲にひもを巻く
両脚を伸ばして座り、足を腰幅程度に開き、両足の甲にひもを巻きます。手は体の後ろに置きます
2
膝を曲げて手前に引き寄せる
かかとを床につけたまま膝を曲げて手前に引き寄せます。次に1に戻ります。これを5回程度。ひもをピンと張った状態で保ちます
撮影/城 健太 ヘア&メイク/木村三喜 モデル/原 歩美 スタイリスト/鈴木由里香
取材・原文/和田美穂