こんにちは小野アムスデン道子です。前回は石垣島のリゾート「フサキリゾートヴィレッジ」で満喫したアーユルヴェーダな1日をご紹介。身も心もすっきりしたところで、満点の星が輝く夜空を満喫した後、石垣市内でのちょっと大人の時間の過ごし方と、さらに、大興奮のドルフィンスイム体験をレポートします。
「フサキリゾートヴィレッジ」は、フサキビーチが目の前。ビーチでは、漆黒の夜空に満点の星が輝きます。アーユルヴェーダの夕食後、「フサキ美ら星(ちゅらぼし)さんぽ」という星空ツアーに参加しました。フサキビーチの特等席に座って、季節の星座の解説をききながら、瞬く星の数に驚かされ、天の川が実際に川のように見えて感激。星座の意味合いなどの解説も面白く、星がきれいに見えるリゾートならではの時間が過ごせました(大人:18歳以上2,500円、子供:小学生以上2,000円、小学生未満無料)。
アーユルヴェーダ・パッケージでは、そのまま「フサキリゾートヴィレッジ」に泊まるのですが、石垣島の市内の雰囲気も味わいたく、翌日の午前中にドルフィンスイムをするために、「アートホテル石垣島」に移動しました。
最上階の13階はバーになっていて、石垣島の夜景がきれい。何だかこの落ち着いた大人の雰囲気、懐かしい感じがすると思っていたら、ここは2016年まで「ホテル日航八重山」だったのが、リブランドされていたのです。ずいぶんと前ですが、海側の部屋から八重山諸島までが見える高台の眺望に、記憶があったのでした。現在の客室、落ち着いたカラーでとても寛げます。
翌朝、和・洋・中華に、ゆし豆腐やチャンプル、八重山そばなどの郷土料理まで、驚くほどの料理が並ぶ朝ごはんに、アーユルヴェーダ食から解放されて、ついつい食べ過ぎてしまいました。コーヒーやさーたーあんだぎー(沖縄のドーナツ)などがテイクアウトできるのはうれしいおもてなし。
さて、これから参加するのは、「ドルフィンファンタジー石垣島」が催行するアクティビティー。ウェットスーツを着て、イケスの中にいるイルカと一緒に泳ぐドルフィンスイムです。
「ドルフィンファンタジー石垣島」のドルフィンスイムは、約2時間、4歳以上で参加可能。9800円(税込)で、ウェットスーツ、マスク、フィン、グローブのレンタルも含みます。「アートホテル石垣島」や「フサキリゾートヴィレッジ」でも手配してくれます。集合場所へは、レンタカーかまたはタクシーで。タクシーだと「フサキリゾートヴィレッジ」からは30分弱(約2,000円)、「アートホテル石垣島」からは約10分(約700円)です。
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到着後、まずはイルカのいるイケスに向う前に簡単なレクチャー。イルカは、ヒトと同じほ乳類で、80種もいるクジラの仲間。大人になった時に体長が4〜5mを超える種かどうかで、クジラと区別されているのだそう。今日、ドルフィンスイムのお相手は、2.5〜3mのバンドウイルカです。
ドルフィンスイムのプログラムでは、まず一緒に泳ぐ前に、イルカに合図を出して握手やジャンプをしてもらう、ふれあいプログラム(こちらだけ独立して参加することも可)があります。さすが石垣島、イケスの水もきれい。上手に立ち泳ぎするイルカ。握手もしてくれます。
ちょっとイルカのお腹に触ることも。イルカの肌触り?かなりスベスベしていて、ちょうど茄子を撫でている感じです。最後にはキスも。ご褒美をあげてから、最後に大ジャンプを見せてくれます。
さて、ふれあいプログラムが終ると、いよいよドルフィンスイムのために隣のイケスに移動。まずは、イケスの中央で立ち泳ぎをして、イルカが来るのを待ちます。近くまで来てもらうために手を隠して立ち泳ぎ。イルカは賢いので、手が前に出ていると、私たちから近寄って来てくれると思うのだとか。ウェットスーツには浮力があるので、楽に浮いて立ち泳ぎできました。
そして、来た来た、イルカが目の前に!イルカの背を持って、一緒に泳ぎます。
最初はおっかなびっくりだったのですが、何度か繰り返すうちにタイミングも分かってきて、すごく楽しい。しばしの間ですが、イルカと一体感を感じます。
「アートホテル石垣島」に戻って、ブッフェのランチ。沖縄郷土料理もいろいろ並ぶなか、泳いだ後はやっぱり麺類。ヌードルステーションがあって、お好みの麺、具、スープでラーメンを目の前で作ってくれます。
ラーメンをいただきながら、イルカとのスイミングの思い出にしばし浸った石垣島への旅でした。
アートホテル石垣島