こんにちは小野アムスデン道子です。数々の映画にも登場するエンターテインメントな街、ラスベガス。私は3年ぶり3度目の旅ですが、進化したラスベガスのエンタメパワーにびっくり。ハイスタンダードを一気に楽しめて、気分をあげてくれるラスベガスを案内します。
ラスベガスのエンターテインメントは、何といってもバラエティに富んでいます。あっと驚くアクロバティックなパフォーマンスと演出に目を奪われるシルク・ドゥ・ソレイユのショー、ジェニファー・ロペスやセリーヌ・ディオンなど日本ではなかなか見られない超一流アーティストのライブ、チッペンデールズマジックショーやといったパフォーマンスなど、どれもこれも見逃せないものばかり。
今回は、その中から2016年1月から2018 年9月までロング公演中のジェニファー・ロペスのショー「オール・アイ・ハブ ALL I HAVE」と、シルクドソレイユの数あるショーの中でも特設シアターでの水中パフォーマンスがすごい「オーO」、そして、オトナの女性にとって超エキサイティングな「チッペンデールズ」を観て来ました。
まずは、今年49歳になるとはとうてい信じられないジェニファー・ロペスのショーから。ゴールドに輝く髪をなびかせて、スワロフスキーのクリスタルを26 万個も使ったボディスーツで登場したジェニファーは女王様オーラ全開。ヒップラインなど本当にきれい!オーディエンスへの「カモーン!」という呼びかけに気分があがる!帰国したら、自分もパーソナルトレーナーつけて頑張らねばとまで思わせるぐらいの効果がありました。
ちょうどこの日は100回目公演で、大きなケーキが登場。また、双子のママであるジェニファーは、子供達がいちばんの宝物。二人のために最高のパフォーマンスで歌うというジェニファーの子供達への深い愛情にも感動のショーでした。
ジェニファー・ロペス ALL I HAVE
https://www.caesars.com/planet-hollywood/shows/jennifer-lopez
シルク・ドゥ・ソレイユの「オー」はフランス語で「水」という題名がついているだけあって、なんとステージから水が湧き出てきたかと思うと、突如、全体がプールになるという驚きの演出。アクロバットのすごさは言わずもがなですが、変幻自在のステージを生かして、船は出て来る、シンクロナイズドスイミングはある、華麗な飛び込みも、とひと時も目を離せません。
今回は、「ル・グランド・エクスペリンス」というVIPパッケージで鑑賞。一人$335.45〜(通常鑑賞は$99〜)ですが、シアター入場前の待ち合いから既に特別スペース。シルク・ドゥ・ソレイユのマスクや衣装のコンテなどが飾られた特別室でシャンパーニュをいただきながら「オー」の驚異のプールステージ(ダイバーらが下で待機してサポート)などのビデオ解説を聞いた後は、演者達との記念写真。特別ボックス席にもシャンパーニュ!飛びきり優雅な鑑賞が出来ます。
シルク・ドゥ・ソレイユ 「オー」
https://www.bellagio.com/en/entertainment/o-by-cirque-du-soleil.html
さて、もう一つ日本ではお目にかかれないのが、ずばり男性のストリップ「チッペンデールズ」のショーです。出演者全員のマッチョぶり、シャツを引き破って見せる胸板、見えそうで見えないアレ!女性率95%以上の会場は、独身最後のバチェロレッテパーティやお誕生日で来ている女性多し。開幕からテンションは、あがりっぱしです。
セクシーなだけでなく、ダンスパフォーマンスもなかなか。建設労働者、消防士、カウボーイ、軍服などのコスチュームでカッコよく踊っているかと思うと、いつのまにかズボンを脱ぎ捨て、シャツを破って、あれよあれという間に…。そして、舞台から降りてきてのドッキリな絡みも。日頃のストレス発散には効果抜群!
チッペンデールズ
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アメリカ中、世界中から観光客を集めるラスべガス。ホテルやレストランもひと味違います。スフィンクスやエッフェル塔、自由の女神にベネチアのゴンドラと、テーマパークのようなホテルを巡れば世界一周気分。「シーザーズ・パレス」のようにローマ時代へひとっ飛びと時間を飛び越えそうなホテルも。
ここ「シーザーズ・パレス」は、神殿風の外観、噴水とローマ風彫刻のあるプール、6つのタワーに約4,000室。そしてホテルインホテルとして「ノブホテル」が入っています。お部屋にジェットバスのあるラグジュリーなアウグストゥス・タワーは、入り口も専用というつくり。
また、4,000㎡あるスパには、広々とてた円形ジャグジーバスに乾湿2種類のサウナ、雪の降る北極アイスルームも。スパトリートメントに使うオイルは、ハリウッドのセレブの愛用者も多いスペイン発の高級ブランド「ナチュラビセ」です。
肘も上手く使ったマッサージで長旅の疲れをとってくれます。
シーザーズ・パレス
https://www.caesars.com/caesars-palace/
シーザーズ・パレスには13ものレストランがありますが、毒舌で有名なカリスマシェフのゴードン・ラムゼイがシェフを審査する米テレビ番組「ヘルズ・キッチン」をテーマにしたレストランも。厳しい戦いを勝ち抜いたシェフがメニューを作っています。
ランチのコースにも入っている“ビーフ・ウェリントン”は、フィレ肉をフォアグラで覆い、パイで巻いた名物料理。
ヘルズ・キッチン
https://www.caesars.com/caesars-palace/restaurants/hells-kitchen#.W
ラスベガスには、他にもセレブリティシェフのレストランがいっぱいあります。ミシュランの星も獲得しているマイケル・ミーナの料理を楽しむなら、ホテル「アリア」に入っている小粋なフレンチビストロ「バードット・ブラッセリー」とホテル「ベラッジオ」に入っているシーフードで有名な「マイケル・ミーナ」を渡り歩くなんてこともラスベガスでなら可能。
「バードット・ブラッセリー」は、フランスパンが袋入りで出てくるのが名物。ワイルド・マッシュルームがたっぷりのもちもちのホーメメイドパスタは絶品でした。
「マイケル・ミーナ」のツナタルタルやロブスターは、鮮度抜群の素材を、さすがの味でまとめていました。
バードット・ブラッセリー
https://www.aria.com/en/restaurants/bardot-brasserie.html
マイケル・ミーナ
https://www.bellagio.com/en/restaurants/michael-mina.html
空港から車でわずか15分ほど。夢と憧れと一流が集まった街ラスベガスは、元気を与えてくれるエンターテイメントシティでした。
取材協力/ラスベガス観光局 https://www.visitlasvegas.com/