今回から3回に分けてウォーキングについてご紹介します。あえて疲れるように歩く「フィットネスウォーク」、通常のウォーキングよりも運動効率のよい「ノルディックウォーク」、家の中でもできる「ポール・チェアトレーニング」など、さまざまな運動で脂肪燃焼にチャレンジ!
アラフィフダイエットの
オキテ3
普段の「移動」を
「ウォーキング」に変える
運動の第一歩は有酸素運動、ウォーキングです。全身を使って歩く「フィットネスウォーク」をマスター!
普段の歩きよりかなり大股。何より腕をいちいち後ろに引くので、肩甲骨を使い、結果として上半身も使うことに。これが運動歩行=ウォーキングなのです!
立っているとき、歩いているときの姿勢をチェック。後頭部、背中、お尻、脚、かかとはぴったり壁につけ、腰の隙間は手のひら1枚分だけ。これがけっこうつらい! でもいつもチェックして習慣づければこれも運動のひとつに。
1日15分でOK!
フィットネスウォーク
「日常の歩きは、言ってみれば『移動歩行』。これからやっていただくのは、あえて疲れるように歩く『運動歩行』、フィットネスウォークです」
と指南するのは、ウォーキングトレーナーの池田ノリアキ先生。3人目のサポーターです。
「疲れるように歩くのですから、たくさん歩かなくてもいい。歩数を減らすほうがむしろ運動歩行になるんです。この歩き方だと、15分間でもかなりの全身運動。インナーとアウターマッスル、両方を使うので脂肪燃焼にきくはず!」
先生の指導で歩いてみると…、大西さん、最初はものの5分でヘトヘトに。
「あー、これが正真正銘のウォーキングなんですね。日頃、人より歩いているほうだと思っていましたが、私がしていたのはただの『お散歩』でした(笑)」
さて、池田流ウォーキングのポイントとは? 簡単なので覚えましょう。
●息は「吐く」だけ!
●腕は「後ろへ引く」!
●足は「地面を後ろへ押す」!
これだけで痩せる歩き方に!
池田ノリアキさん
Noriaki Ikeda
1958年生まれ。ウォーキングトレーナー。ウォーキング指導歴20年、4万人以上を指導。TV・ラジオ・新聞・雑誌などにも数多く登場。健康運動実践指導者、全日本ノルディック・ウォーク連盟公認指導員としても活躍中。
http://39walking.wixsite.com/walkingplus
息は吸うことは意識せず「吐く」だけ。腕は振るのではなく「後ろへ引く」だけ。足は膝を曲げずに「地面を後ろへ押す」だけ。姿勢よく歩幅を大きくします。猫背、膝曲がり、手を前に出す…はNG
◆大西結花
Yuka Onishi
1968年生まれ。女優・歌手。’84年、ドラマ「家族の晩餐」でデビュー。’86年、ドラマ「スケバン刑事Ⅲ 少女忍法帖伝奇」で一躍注目の的に。以降、女優、歌手、タレントとして活躍。最近は温泉ソムリエとしての活動も。今年7月に50歳に。
Blog http://ameblo.jp/onishi-yuka/
Instagram http://instagram.com/yukaonishi_
Twitter http://twitter.com/yuka_onishi
次回は「ノルディックウォークで運動効率アップ」をご紹介します。
撮影/フルフォード海 ヘア&メイク/NATSU スタイリスト/日置 彩 構成・原文/蓮見則子