こんにちは、ミーナです。「脳」のメンテナンスには、体のメンテナンスも大切ですね。最近運動不足なので・・・
「私の脳、大丈夫!? 」と不安を感じたら…
ボケないために、今から考える「脳トレ」
更年期の悩みを抱えるMyAge世代は、ちょうど両親の介護も考えなければいけない年代でもあります。
親の姿を見て、自分の将来に思いを馳せるなど、脳の健康に関して、切実な思いを持っている人は多いはず。シャープでイキイキとした脳を保つために今から、できること、始めましょう!
OurAge世代の脳、
皆どうつき合っているの?
OurAge世代になると、多少の差はあれ、誰もが脳の衰えを意識しはじめるようになります。
そこで、より頭脳明晰でいることを求められる仕事をしながら輝いている女性たち4名に直撃! イキイキとした脳を保つための意識や、将来に向けて始めていること、ぜひ参考にしてください。
最後の4人目は、フリーキャスターの伊藤聡子さん。「脳」を動かしていることを意識しつつ、体のメンテナンスにも気をつけるといった、お仕事にも良い影響を与える「脳」とのつき合い方をご紹介ます。
File 4
伊藤聡子さん Satoko Ito
profile
1967年生まれ。フリーキャスター、事業創造大学院大学客員教授。「地域の活性化が、日本の元気を取り戻す鍵」を持論に、地域を輝かせるヒントを発信中。「ひるおび!」(TBS系)水曜日レギュラーコメンテーター
「今、脳を動かしている」と
実感することが大切
声を出して脳を刺激。柔軟な脳で記憶力をアップ
伊藤さんは、キャスターとしてだけでなく、コメンテーターとして報道情報番組で活躍中。
「司会者という立場では、打ち合わせをしていても、本番で出演者の会話がどう転がるかわかりません。そのため、脳を柔軟にしておくことが大切です。
一方、コメンテーターとして出演する際は、幅広い情報量を求められるため、いろんなアンテナを伸ばして情報を仕入れ、記憶にとどめること。さらにその情報をさまざまな角度から見て発信できることが重要になります」
特に生放送でのやりとりは、頭の回転の速さが不可欠。もともと記憶力はいいほうだと言いますが、45歳を越えたあたりから、人や場所の名前が出てこないことが増え、自分にイライラすることもあるとか。
「脳をしっかり働かせるためには、血流をよくすることが大事。そのため、声を出して新聞を読んだり、車の運転中には歌を歌っています。声を出すことで脳にスイッチが入りますし、歌詞を覚えることも記憶力の訓練に。
番組などの打ち合わせの席では、思ったことをバンバン発言する言葉のキャッチボールが、本番へ向けての脳のストレッチ。いずれにしろ、今、脳を動かしていると意識することが大切だと思います」
そのほかにも、体のメンテナンスにも気を配り、定期的にマッサージサロンへ。自宅でも本格的なマッサージ機で足つぼを刺激。全身の血行をよくすることで、脳の血流促進を図っています。
また、質のよい睡眠がとれるような工夫も。
「頭を使いすぎた日は、さえてしまってなかなか寝つけないため、瞑想をして、頭の中を空っぽにしてから寝るようにしています。寝る前に温かいミルクやフレーバーティーを飲んだり、ストレッチをすることも。
食事面では特に意識していませんが、毎朝、野菜と果物のジュースを飲んだり、アンチエイジングの飲むサプリを取り入れてから体調も良好に。
基本的には、体調がよく元気なことが脳の元気にもつながると思いますし、気持ちを前向きに持っていくことも脳には重要。後ろ向きだと何も入ってこないので、そういう意味では人とおいしいものを食べながら楽しい会話をすることが、いちばん脳にいいような気がします」
撮影/板野賢治 ヘア&メイク/木村三喜 取材・原文/蕨 康子