フィリピンで出会った、ピュアなココナッツオイルがすごい!
はじめまして、小野アムスデン道子です。
一年の半分以上は旅、そしてオフィスは東京、家族はアメリカの家で、世界中を飛び回る日々。そんな毎日だから旅先でも美と健康のためによいと思えばとにかくトライ。
そして、どこでもセルフメンテナンスに応用することをモットーにしています。
第1回は、フィリピンで出会った出来立てのココナッツオイルと、注目のちょっと新しい調理法、リビングフード(ベジタリアンかつ食品の酵素を壊さないよう出来るだけ非熱調理で作る料理)についてです。4月に訪れたマニラで開催された「Fusion Madrid Manila」という食の祭典で、リビングフードを出展していたのが、ヘルシーな食事とスパなどを組み合わせたプログラムが人気の「ザ・ファーム・アット・サンベニート」というリゾートです。
ここで私の目を引いたのが、リゾート内で作っているという出来立てのピュアなココナッツオイル。お料理にもスパにも同じココナッツオイルを利用しているという点がまず気に入りました。
今、注目のココナッツオイルは、熱に強く酸化されにくい飽和脂肪酸から出来ていて、主に中鎖脂肪酸という代謝と脂肪燃焼を促す成分が多いことから、ダイエットに効果的といわれています。抗酸化作用のあるビタミンEも豊富に含みます。そしてボディオイルにして使えば、サラッとすぐ肌に馴染むのに、しっとり感は抜群。私は、クレンジングオイルとして使ったり、唇にそのまま塗ったりするのもお気に入りなので、口に入れても大丈夫というオーガニックでピュアなココナッツオイルであることは、ポイント大なのです。
そしてオイルだけではなく、ココナッツの実を上手に料理にもとり入れて、火を使わないのに食べ応えのあるお料理を提案している点も参考になりました。
食の祭典に出品されていたのは、ココナッツの実を細くヌードルのように刻んで、ナッツやスパイスの味付けで工夫したココナッツ・パッタイ。まったく熱を入れていないのでサラダのような感じではありますが、シャキッとした野菜の歯触りは食べ応えがあり、スパイシーな味は、確かにタイ料理のパッタイ風。砕いたピ−ナッツやフライド・オニオンで香ばしさを出すのがミソで、コクのある味に感激。
「ザ・ファーム」では、自家製造のココナッツオイル、珍しいリビングフード、さらに産後のケアなどにも効果的というフィリピンの伝統的なトリートメントであるヒロットなどを組み入れたプログラムも提供しているそう。実際のココナッツオイルの製造現場も見学すべく、取材することに。
マニラから車で約2時間ほどのバタンガス地方。周りはこんもりとしたジャングルのような緑に囲まれている「ザ・ファーム」。広々した敷地内にはココナッツがいっぱい生えています。
なんと敷地内でココナッツを1日500個も手で収穫するとか。するすると人がココナッツの木に登ったかと思うと、どんどん下に実を落としていきます。それをすぐさまカゴに入れて、小屋に運んだかと思うと、ナタで割ってまずココナッツの汁を出してしまいます。
そして、白い果肉をチョッパーのような機械で細かく刻んで、ネットに入れて絞るだけ。白いココナッツミルクが驚くほど出て来ます。1個につきここまでは約1〜2分。
この絞り立ての実から取れたココナッツミルクは、その名の通り、透明ではなくて真っ白。火入れしていないので、このままでは商品として出せないのですが、ちょっと味見させてもらうと、柔らかな味でココナッツ臭はあまりなく、まろやかな牛乳というようなおいしさ。ゴクゴクいけそうです。これをさらに精製してココナッツオイルにします。
圧搾を2回行ったココナッツミルクを室温36度の発酵室へ。14〜16時間置くと、白い上澄みと粕、透明なココナッツオイルの3層に分離します。このオイルを調理やマッサージ用に使うそう。(記事の一番上にある写真のものです)
このピュア・ココナッツオイルを使ったヒロットのマッサージを試しに、孔雀が優雅に歩く、緑がいっぱいの敷地内のスパ棟へ。
ヒロットは、フィリピンで5世紀から伝わるともいわれているトリートメントで、今はスパや産前産後のケアに取り入れられています。地域によって温めたバナナの葉を初めに貼ったり、手法はいろいろ。ここでは、ココナッツオイルだけを使いますが、揉む、流す、そして摘むマッサージを組み合わせて、リンパの流れを促します。60分後、終了するとお腹周りとヒップがするりとした感じに。しっとりした肌の保湿は特筆もので、あらためてピュア・ココナッツオイルの効果を認識。
このリゾートでは、私が食の祭典で感動したリビングフードを3食とも提供していて、中にはマンゴーの入ったベジタリアン寿司も。マンゴーの柔らかな甘み、アボカドのコク、それに人参やラディッシュのシャキシャキ感がライスとマッチして、自分でも作ってみようと思うおいしさでした。
リビングフードのコツは、野菜のシャキッとした食感とスパイシーな味つけでアクセントをつけること。このマンゴー寿司にはアクセントとしてワサビと、抗菌抗酸化作用があってフィリピンで人気のある柑橘類カラマンシーも添えられています。
翌朝、まだまだ肌はしっとりと柔らかく、そしてすこぶる快調ですっきりとした気分。 自然の恵みを生かしたピュア・ココナッツオイル。その効果と、食とウェルネスの組み合わせの大事さを身を持って感じた滞在でした。
食べてよし身体に使ってよしのココナッツオイルをどこでも活用。コーヒーやお茶に入れるという方もいますが、ちょっと油浮きするので、私は朝食のトーストにハチミツと一緒に塗るのがお気に入り。ほのかなココナッツの香りが南国を思わせます。アイスクリームに少したらせば、ココナッツアイスな感じに。そして、乾燥が気になる所には、同じオイルをちょちょっと塗っておけばしっとり。
また、粗塩をブレンドしてボディスクラブにするというアイデアは、リゾートからいただき。かかとなどこれですべすべになります。どこでも使える身体にいいもの、そして、少しうっとり南国気分も味わえる。ピュア・ココナッツオイルはそんな優れものなのでした。
フィリピン政府観光省
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