みなさーん、こんにちはー♪
OurAgeきってのりんご好き、ふみっちーがゴーインに部長に就任して始まった、リンゴ部@OurAgeの活動、第1回の「りんごピッキング」に続き、第2回のレポートをお届けします!
12月に入り、街はクリスマスムード一色になってきましたね♪
クリスマスはもちろん、忘年会を兼ねてホームパーティーを予定している人も少なくないのでは?
今回はコラム「食のパワーを求めて東奔西走!」でおなじみの山田玲子さんに、りんごを使ったクリスマス向けのお料理を習ってきました。新たに2名の部員も参加して、楽しく、おいしい時間を過ごしたんですよ♪
山田玲子さん
料理研究家。浜田山・麹町にて料理教室「Salon de R」を主宰。女性の美と健康を考えた、おしゃれなメニューを数多く提案し、日本国内に限らず、海外でもレッスンを開催。近著に全文英訳付きレシピ本『おにぎりレシピ101』(ポット出版)がある。
浜田山の「Salon de R」を訪れたのは、ふみっちーと、りんごを愛する新たな2名の部員、肥塚さんと冨田さんです。
肥塚美穂さん(50歳)
教育関連企業勤務。美容と健康に関心が高く、旬の情報を常にアップデート。現在気になっているのは、膝の痛みの緩和とスキンケア。若々しさを保つため、サプリメントの活用や、自宅でのツボ押しやマッサージにも積極的に取り組んでいるそう。
冨田優美子さん(50歳)
不動産会社勤務。食べることと料理が好き。ここ数年代謝が落ちていることを実感。それを改善すべく、週1回はホットヨガへ。肥塚さんとは中学・高校の同級生で、おつきあいは38年に! アンチエイジングの情報をやりとりするなど、良い刺激を与え合っている仲。
「先生のレッスン、楽しみにしていました」、「今日は宜しくお願いします!」、「こちらこそよろしくね」。レッスンは、そんな和やかな挨拶からスタート。肥塚さんと冨田さんはこの日のためにエプロンを新調。新部員、気合入っています!
「りんごはポリフェノールをはじめ、食物繊維やミネラルなど、栄養満点。秋から冬にかけて、いろいろな品種が出回るので、積極的に摂りたいですね」と、山田さん。そのまま食べるのもおいしいけれど、お料理の食材としても使い勝手が良いのだとか。
「よく知られるものとしては、りんごを使ったパイやタルト、お肉と合わせた煮込みなど。でも今回は、ちょっと目新しいものに挑戦してみましょう」、ということで、提案してくださったのが、「りんごとカマンベールのカナッペ」、「りんごのサラダ」、そして、「りんごのスフレグラッセ」の3品。どれも、ヘルシーでおいしそう♡
「うまくできるかどうか不安」と言っていた肥塚さんと冨田さんですが、山田さんの「大丈夫、大丈夫! 私のレシピは、どなたでもできるようなカンタンなものばかりだから。どんなにおいしくても、みなさんに作ってもらえなければ意味がないものね(笑)」という言葉に、胸をなでおろした様子。早速1品目のカナッペつくりに取りかかります。
用意するのはりんごとカマンベール、そしてバケット。りんごとカマンベールは同じくらいの厚さにいちょう切りし、トーストしたバケットの上にのせるだけ! 「りんごとチーズ、意外に思われるかもしれませんが、実はとても合うんですよ」という山田さんに、冨田さんも、「この取り合わせ、初めてなので新鮮です。どんな味か楽しみ♡ 赤と白のコントラストもかわいらしいですね」。
りんごとカマンベールのカナッペ
バケットを薄くスライスし、オイルをかけて、140度に熱したオーブンで約20分、カリッとするまで焼く。りんごとカマンベールは厚さ5mm程度のいちょう切りにし、焼いたバケットに重ねてのせれば、できあがり。
続いて、「りんごのサラダ」を作ります!
続いて「りんごのサラダ」に挑戦。グリーンカールなどの野菜をちぎってボウルにいれ、いちょう切りにしたりんごを合わせます。
「りんごは皮の近くにポリフェノールが豊富に含まれています。それに、グリーンベースのサラダなので、皮の赤が色のいいアクセントに。ぜひ、皮付きで使っていただきたいですね」(山田さん)。これらを器に盛ったら、ブルーチーズとくるみを上からパラパラと。ブルーチーズが入ると一気に大人っぽい味わいになりそうです。
部員たちが注目したのは、すりおろしたリンゴをベースにしたドレッシング。先日アメリカでの講習会から帰国したばかりという山田さんによれば、「ニューヨークでは、フルーツをすりおろしたドレッシングが流行っているんですよ。自然な甘みで野菜がおいしくいただけるんです。りんごは甘さと酸味のバランスがいいから、ドレッシングにぴったり。2~3日は持つので、パーティー前日に作っておくのも一案です」。あ、それはいい情報、いただきましたー!
りんごのサラダ
グリーンカールは食べやすい大きさにちぎり、クレソンも食べやすい長さに切る。セロリはうすくスライスし、りんごは薄めのいちょう切りに。これらをボウルに入れて軽く混ぜ合わせてから器に盛り、トッピングとしてちぎったブルーチーズとくるみをのせる。食べる直前に「りんごのドレッシング」をかける。
<すりおろしりんごのドレッシング>
りんご1/4個をすりおろし、レモン汁大さじ1、オイル大さじ2、塩小さじ1、はちみつ大さじ1を加え、よく混ぜ合わせる。
最後は、りんごをたっぷり使用した冷たいデザートを。
「りんごを甘く煮たものに、生クリームを合わせ、凍らせただけ。すごくお手軽でしょ? でも、口にしたみなさんは必ず、『手間がかかっていそう!』とほめてくれるの」と、笑う山田さん。肥塚さんは、「時間も手間もかからず、こんなにおしゃれなデザートができるとは! しかも、りんごがたっぷり入っているので、ふつうのアイスクリームよりカロリーも抑えられそうですね」と、感心しきり。
りんごのスフレグラッセ
りんご3個はいちょう切りにして鍋に入れ、グラニュー糖180gを加え、やわらかくなるまで煮てから冷ます。生クリーム200㏄は八分立てに泡立て、冷めたりんごを合わせて、冷凍する。
楽しくおしゃべりをしているうちに、あっという間に3品が完成。テーブルの上に並べると……
なんともゴージャス☆
「りんごの赤が華やかさをプラスしていますね。クリスマス気分が盛り上がります」(肥塚さん)
「デザートやドレッシングは前日に作っておけば、当日の準備が楽そうですね」(冨田さん)
手を動かすのは新部員2人に任せていたふみっちーも、試食の段になってようやく(!?)参戦、すみません……でも、「愛するりんごが、こんなにかわいく、おしゃれに変身するなんて!」と、テンションがアップ。
「どうぞ召し上がれ」という山田先生の声掛けを合図に、ちょっと早いリンゴ部@OurAgeクリスマスパーティーの幕開けです。
カナッペを口にした冨田さん、「うわぁ、おいしい! りんごの甘酸っぱさとチーズの塩気がいい感じ。カリッとしたバケットの歯触りも楽しくて、食べごたえがあります」と、ニッコリ。
ふみっちーはサラダに夢中。「りんごにチーズ、くるみと、OueAge世代に嬉しい食材がいっぱい! しかも、ワインに合いそうな大人の味~。ドレッシングも思ったよりさっぱりしていてヘルシーだから、どんどん食べられちゃいます」と言いながら、きっちり完食。
りんごの甘煮は娘さんの大好物で、この時期になると必ず作るという肥塚さんは、「これは娘も喜びそう! 早速作ってみます」と、スフレグラッセが気に入った様子。
今日いただいた3品を合わせると、ひとりあたりりんご約1個分を摂取している計算になるのだとか。「今回は主にジョナゴールドを使いましたが、りんごは時期によって出回る種類が変わるので、その時々に手に入るものでOK。甘みが強いもの、酸味がきいたものなど、ご自分の好みに合わせて選んでください」(山田さん)。
「今日は、愛するりんごの新しい味わい方を知ることができて、感慨もひとしお! りんごって、食べておいしく、見て麗しく、そして、カラダにうれしい三拍子そろった優秀食材だということを再認識しましたね」と、“部活”の総括をするふみっちー(一応)部長。他の部員たちも、「うん、うん」と、大きくうなずいてくれました!
おなかいっぱい&心も満たされ、大満足で家路についた3人でした。
今回も収穫大だったリンゴ部@OurAge。次回の活動もお楽しみに!
撮影/小山志麻 取材・文/村上早苗