フィリピン・ビューティ
つや髪の秘密
こんにちは小野アムスデン道子です。フィリピンで開催された“MEET JAPANセミナー”のスピーカーを日本アセアンセンターから指名いただいてマニラとセブを訪れました。折しも3月8日は国際女性デーということもあり、話題は「日本の女性旅行者最新トレンド」ということで大人女子旅についてフィリピンで語るというものでした。
今、フィリピンには、年間約50万人の旅行者が訪れています。フィリピンは7000もの島からなる共和国。マニラはそのうちのルソン島にある首都なのです。
16 世紀にスペイン人によって作られ、当時の面影を残すイントラムロスという城壁都市をカレサと呼ばれる馬車で巡ったり、世界遺産のサン・アグスティン教会を訪ねたり。観光の合間に、ショッピングモールで、私が必ずチェックするのがココナツオイル製品。なんといっても日本の半額ほどで、質のよいバージンココナツオイルが簡単に買えます。
東南アジア最大級のショッピングセンター「モール・オブ・アジアMall of Asia」の中にある「クルトゥーラKulutura」というお店には、服や雑貨から食品まであらゆるフィリピン製のものが揃い、ココナツオイル製品も充実しています。ここには、バージンココナツオイルそのもののほか、マッサージオイル、シャンプー、ソープ、ヘアオイル、リップクリーム、中にはオイルプリング用(ココナツオイルでうがいをすることでバクテリアや細菌を洗浄するもの)まであって、用途別ココナツオイルの種類の多さに驚かされます。
私が買ったのは、バージンココナツオイルのリップバーム(69.75ペソ)とヘアオイル(59.75ペソ)。
ヘアオイルのご紹介は次のページに続きます。
特にヘアオイルは、つやつやした髪を誇るフィリピンの女性に教えてもらったもの。彼女はスカルプケア兼ヘアコンディショナーとして使っていて、シャンプーの後に頭につけてマッサージをした後、10分ほどおいて洗い流すそう。
持ち運びにも便利なサイズなので、私はヘアオイルとして使用しようと思って買いましたが、純度が高いのでクーラーの効いた部屋に置いておくとゼリー状に固まってしまいます。私のおススメの使用法は以前にヘアサロンで教えてもらったやり方で、ドライヤーで乾かす前に髪に馴染ませるというもの。これならゼリー状でも、半乾きの髪にそのまま馴染ませやすいのです。髪が完全に乾いてからココナツオイルをつけると、ベタってなってしまうことも多いのですが、髪が濡れている間にちょっとつけて乾かすとちょうどいい感じにしっとりと仕上がります。
保湿性が抜群で抗酸化作用もあるバージンココナツオイルは、フィリピン女性の美と元気のモト。ココナツオイルの使い方を教えてくれた女性は、シャンプーやヘアオイルに使うほか、スプーンに一杯を毎日、摂るるようにしているそう。添加物のないナチュラルなバージンココナツオイルは、フィリピン女性のつや髪の秘訣でした。
取材協力/
日本アセアンセンター
http://www.asean.or.jp/ja/
フィリピン政府観光省
http://www.premium-philippines.com
取材・文/小野アムスデン道子