第2シーズンも3回目を迎えたダイエット倶楽部。
今回は忙しい部員4人の生活と体調に合わせたエクササイズに挑戦です!
指導してくれるのは…
清水 忍さん
Shinobu Shimizu
profile
フィジカルコーチ。パーソナルトレーニングジム「IPF」ヘッドトレーナー。有名アスリートの指導から、メタボリックシンドローム、高齢者などの指導、ボディメイクの専門家として活動。雑誌やテレビなどメディアでも活躍中。
http://www.s-s-instructions.com
2ヵ月後…
いよいよ結果発表!!
部員No.14
「バブリー」こと金安美絵さん
(1964年生まれ・公務員)
活動量計をつけたことで敏感に!
今や無意識に活動量がアップ
決して太ってはいないし、むしろ下半身は痩せているほう。なのに背中や腕、お腹など部分的に脂肪がぷにょぷにょした体型。目標は「体重は減らさなくてよいので、体幹を鍛えて筋力アップ&シェイプアップ」でした。ほとんど日の出とともに起きてウォーキングを続けるのが習慣化。「活動量計をつけていることで、いつのまにか無意識に階段を上ったり速歩したり…。つけていなくても、このくらい活動したな…とわかるようになった」という大発見も。
「『ちょっと歩いてみようかな~、ちょっと運動してみようかな~、ちょっとこれを食べるのガマンしてみようかな~という意識が大切』という清水先生の教えは、一生の宝物です!」
身長 158.0㎝
減った体重 ー1.7㎏
減った脂肪量 ー2.9㎏
この2カ月は、急に体脂肪が減りはじめたうれしい期間でした。これまで、どんなにウォーキングしても糖質オフしても減るのは体重のほうで、体脂肪にはあまり変化がなかったからです。お腹はもちろん変わったけれど、特に見違えたのは肩から背中のすっきり感、これなら最終目標である「ドレスが似合う体型」も遠くない!
バブリーの活動量の変化
<清水先生の評価>
体型の変化もありますが、いちばん大きいのは姿勢の変化。当初、お腹を突き出した反り腰姿勢だったため、その代償動作として背中が丸くなっていました。トレーニングの成果として横から見た姿勢が変わり、数値以上にほっそり見えます。弱点だった膝まわりの筋力の低さもトレーニングで改善され、 これからさらにエネルギッシュに動き回って、スタイリッシュな雰囲気になれると思います。
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部員No.15
「ぶーちゃん」こと水谷理恵さん
(1969年生まれ・介護福祉士)
運動が苦手な私でもできる!
自信をつけてもらえてうれしい♡
肩コリや腰痛が起きやすいのも、職業のせいだと思っていたぶーちゃん。1日の中で、時間を見つけては課題のエクササイズをちょこちょこっとやるようになったことで、痛みはほとんどなくなりました。1日に歩く歩数も早歩き歩数もメンバーの中ではいちばん少なくて、最初はどうなることかと心配されていましたが、活動量が増えた実感はしっかりあります。
「運動が苦手な私でもできるようにと、日常生活の中でできる運動を指導していただいたことと、活動量計でモチベーションがキープできたことがよかったと思います。やればできる自信がつきました!」。その思いはしっかり清水先生にも伝わっていたようです。
身長 156.0㎝
減った体重 ー5.0㎏
減った脂肪量 ー7.1㎏
たった5㎏の違い?と思うほど、入部当初のぶーちゃんは、もっと太って見えていました。顔の印象もまるで違います。それもそのはず、体脂肪率は38%→29%と激変!脂肪は減らし筋肉(除脂肪体重)は減らさない成功例。体重ばかり気にする人に注目してほしい例です。
ぶーちゃんの活動量の変化
<清水先生の評価>
いつも控えめで自信なさげだった水谷さん。最終日には、それまでできなかった課題もきっちりできるようになっていました。お腹の凹みはいうまでもなくすばらしい成果。また、腕の脂肪がすっかりなくなって、かなり細い感じになっています。歯を食いしばってやるダイエットではなく、気楽にやる方法で、これだけ成果が出せるのだということ、身をもって証明してくださってありがとう!
撮影/矢部ひとみ ヘア&メイク/渡辺真由美 運動指導/清水 忍(INSTRUCTIONS) 構成・文/蓮見則子